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建坪11坪の家、V字型屋根→勝手に掃除 絶対に片付けないといけない工夫【住人十色】

エンタメ
2025-11-14 20:00
建坪11坪の家、V字型屋根→勝手に掃除 絶対に片付けないといけない工夫【住人十色】
15日放送『住人十色』=勝手に片付く仕組みを備えたV字型ハウス(C)MBS
 俳優の駿河太郎、三船美佳がMCを務める、MBSテレビ『住人十色~家の数だけある 家族のカタチ~』(後5:00 ※関西ローカル)の15日放送回では、「大阪市内で公園借景を満喫!勝手に片付くV字型ハウス」が登場する。

【住人十色】窓から明るい光…スタイリッシュな16帖LDK

 舞台は、大阪市東成区。住人(アルジ)は、育ち盛りの子どもが3人いるファミリー。昨年、建築家の夫の設計で新居を構えた。昔ながらの住宅街でひときわ目立つスタイリッシュな3階建ては、間口は3.1メートル、奥行きは12メートル。間口が狭く奥行きが深い、建坪11坪のコンパクトな“うなぎの寝床”だ。正面は光を採り込むため、大きさの違う窓を組み合わせた全面ガラス張りになっている。

 生活のメインスペースは2階。スタイリッシュな16帖のリビングダイニングキッチンは、玄関の反対側からも光を採り込むため全面ガラス張りに。窓の向こうは公園を借景に、緑豊かな景色が広がる。裏が公園という立地も、家を建てるひとつの決め手になったという。

 そんな家を公園から見ると、屋根がV字型になっている。実は一般的な3階建ての家を建てると太陽の光が遮られ、公園の木が枯れて倒れてしまう恐れがあった。そのため、公園の木に光が当たるよう屋根をV字に削ったのだ。またもうひとつ、V字型にした理由が大量の落ち葉。雨どいに公園の落ち葉が詰まると雨漏りの原因となり、家が傷んでしまう。そこで雨どいは付けず、屋根をVの形にして落ち葉が雨水と一緒に流れ落ちる仕組みを作った。しかも水の量が一定量を超えると、水が滝のように流れて窓ガラスを勝手に掃除してくれるという。

 そんな外観だけでなく、中も「勝手に片付いて勝手にきれいになる」という家。実際に室内はモデルルームばりに片付いていて、生活感はゼロだ。調理中、どうしても煩雑になるキッチン周りは、扉を閉めるだけで冷蔵庫や調理家電が丸ごと隠せるようにしている。

 3階は3人の子どもたちそれぞれの個室スペース。物が一切なく、部屋というより廊下のようにも見えるが、壁が隠し扉になっていて、中には勉強机に洋服、かばん、布団など子どもの物がぎっしり。大きな扉は開けるときょうだいのスぺースを仕切る間仕切りになる。床はあえて布団を敷くだけのスペースしかない。床に物があると布団が敷けず、寝るためには子どもが絶対に部屋を片付けないといけないという仕組みになっている。

 勝手に片付く家での暮らしに妻は「子どもたちに片付けろ、片付けろっていうのを言わなくて済むようになったし、私自身も掃除や片付けがしやすくなったのでストレスがなくなった。肩こりも減りました」と語る。

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