新潟県新発田市できのう、クマの駆除にあたろうとしていた猟友会の男性がクマに襲われ、顔を噛みつかれるなどしてけがをしました。
「いきなりかみついてきた」
クマに襲われた猟友会の男性です。顔をクマに噛みつかれ鼻の骨が折れるなどしましたが、命に別状はありませんでした。
男性がクマに襲われたのは新潟県新発田市の農道です。現場周辺にはクマの足跡のようなものや血痕が残されていました。警察や新発田市によりますと、きのう午前7時すぎ、「クマのふんや柿の木をひっかいたような跡がある」と警察に通報がありました。
これを受け猟友会や市の職員が車でクマを捜していたところ、2時間半後に男性がクマを発見。先回りして待ち構えるため車を降りると、突然、そのクマが現れ、襲われたということです。
襲われた猟友会の男性(80)
「車から降りる時、銃持っていたけど弾も入っていないし、撃てる体勢ではないわけ。(Q.興奮していた?)クマはパニック状態。怖いとかはない。どうにも退治しなきゃと」
男性は負傷しながらも銃に弾を込めて発砲し、クマを駆除しました。男性によりますと、クマは体長150センチほどの成獣とみられています。
男性の妻
「心臓がバクバクして言葉も出なかった。命に別状がなくて良かったよ」
新潟県内では今年度、17人がクマに襲われ、けがをしています。
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