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寒さで急増!腰・背中・膝の "3大ぎっくり” なりやすい人の共通点は【ひるおび】

国内
2025-12-02 12:10

くしゃみや、子どもの抱っこ、階段の上り下りなど、日常の何気ない動きで突然激痛が・・・! 
急に寒くなるこの季節、“3大ぎっくり”に要注意です。


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“ぎっくり”は「腰」だけでなく「背中」や「膝」も?

◆ぎっくり腰
腰の筋肉や筋膜が急に傷つき“ビリッ”と電気が走るような激痛で動けなくなるのが特徴


◆ぎっくり背中
背中の筋膜が急につって硬くなり、息を吸うだけでも痛い 寝返りもできない状態に


◆ぎっくり膝
膝の関節の中で半月板や靭帯がスムーズに動かなくなり急に炎症が起きることで、“ズキッ”と刺すような痛みが出て、膝がガクッと抜けるのが特徴


あまりなじみのない“ぎっくり膝”。
急な冷え込みにより膝の筋肉が硬くなると、骨へと繋がる腱(けん)がひっぱられ、腱や関節が炎症を起こし、膝に激痛を引き起こすと考えられています。
ぎっくり腰、ぎっくり背中と合わせ“3大ぎっくり”とも呼ばれています。


整形外科医の福田誠医師によると、寒さに体が適応できていない人が“3大ぎっくり”になりやすく、全世代、どんな人でも起こり得るといいます。


コメンテーター 渡辺満里奈:
腰はないんですけど背中とかはあったような気がする。急になんかグキッって痛くなっちゃうみたいな。


番組で実施したアンケートでは、こんな声も・・・


・ぎっくり腰は洗面所で歯磨きの後、口をすすぐために少し前かがみになったときになりました。(50代女性)
・膝を曲げず孫をだっこしようとして腰がぎっくりきた(60代男性)
・しゃがんで作業をしていたときに、呼ばれて振り向いた拍子にくしゃみが出てぎっくり腰になった(50代女性)
・食器棚から食器を取り出して腰をひねって近くの机に置こうとしたときに、脂汗が出るほどの激痛が腰にきた(30代女性)


“ぎっくり”になりやすい人の共通点

▼冷え性
▼運動不足
▼長時間同じ姿勢をしている


スマートクリニック代表 整形外科 福田誠医師:
同じ姿勢でいると、筋肉の動きが硬くなります。
さらに寒くなると、筋肉の周りの血流が悪くなってきて、筋肉が固まっている状態で急に負荷がかかると、こういったことが起きやすくなります。


注意すべき曜日&時間帯

厚労省発表の「職場における腰痛発生状況の分析について」によると、腰痛が起こる最も多い時間帯は【午前8時〜午前11時】です。全体の40.5%を占めています。


整形外科 福田誠医師:
寝ている間はどうしても動きがなく同じ姿勢なんですよね。この時期寒いと足や腰が冷えたりして、最初に行動を起こすときにこの“ぎっくり”が集中すると言われています。


また、腰痛の起こりやすい曜日は【月曜日】です。


整形外科 福田誠医師:
月~金で働いている人は、毎日通勤して、仕事して、帰ってのルーティンワークで体の使い方も一緒の人が多いですよね。それが土日になると急に変わって、すごく休んだり運動したりする。大きな変化の後の月曜日に起きやすくなります。


対策のカギは「3つの首」

首、手首、足首は血流の要所となっていて、体の表面近くに動脈があります。
この「3つの首」を温めることで血流が良くなり、筋肉の硬直を和らげる効果があります。


NG行動は、前かがみで重い物を持ち上げたり、椅子から勢いよく立ち上がること。
長時間同じ姿勢をとらず、何分かおきに動くようにしてください。


予防におすすめ“ペンギンストレッチ”

【1】手を後ろで軽く組んで、ペンギンのようにひじを軽く曲げる。肩甲骨を寄せるようにひじを前後に大きく動かす(10回)
※肩甲骨回りの筋肉が動くことを意識


【2】その場で小刻みにリズムよく足踏みをする(20歩)
➡ふくらはぎの筋肉や膝の関節を動かす


【3】最後に胸をぐっと開いてゆっくり深呼吸(3回)
➡寒さに慣れるため、冷たい空気を肺に取りこむ


整形外科 福田誠医師:
朝の1、2分でいいです。気軽にどこでも行なうのがいいと思います。


(ひるおび 2025年12月1日放送より)


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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