
推し活には欠かせない “推しグッズ”ですが、その収納に特化した「推し活インテリア」が注目されています。中には、“祭壇”付きで“隠せる”家具も。
【写真を見る】推しを祀れる“祭壇付き”タンスに“ぬいタワー”「推し活専用インテリア」が人気【THE TIME,】
360度から愛でる「ぬい収納タワー」
「推しにはいくらでも出せる」(10代女性)
「一気に80個とか100個とかグッズ集めてる」(10代女性)
毎日“推しグッズ”に囲まれて生活できる幸せの一方で、悩ましいのが「収納」。
「届いた段ボールのまま部屋に置きっぱなし」(20代女性)
「飾ってるけど、飾りきれないやつある」(10代女性)
そんな悩みに朗報ありと話すのは、推し活を研究している『日経エンタテインメント!』の吾妻 拓編集長です。
吾妻編集長:
「各メーカーがさまざまな推し活グッズ収納を世に出し、“推し活インテリア”が今きている」
中でも吾妻さんが“推しぬいのパノラマビュー”と注目するのが、「ぬいタワー」(ビビラボ/1万3920円※参考価格)。
吾妻編集長:
「自宅に大量に購入したぬいぐるみがあって収納に困っているのが現状。非常に効率よく家の中で収納ができる」
床から天井へつっぱるタイプの支柱に、円盤型の可動棚が7枚。(大4枚:直径約33cm・小3枚:直径約25cm)
まるでアフタヌーンティーのケーキスタンドのように、約35個のぬいぐるみを360度から愛でることが可能で、6月の発売開始から1週間足らずで完売するほどの人気ぶりです。
ちなみに推し活界隈では「タワー収納」を自作する人もいて、1段ずつ照明をつけるツワモノも。
自作タワーを作成・岡崎さん:
「映画とか観るのが好きなので部屋を暗くした時にタワーが光ってかっこいいかなと。製作費は1万円そこそこ」
“見せる派”も“隠す派”も嬉しい収納棚
「うちわが歴代溜まっていって、邪魔って言うのも推しに失礼だけど邪魔だなぁとは思う」(20代女性)
「ペンライトとかも大きいので置き場所に困っている」(40代女性)
そんな悩みを解決してくれる“推し活インテリア”もあります。
『日経エンタテインメント!』吾妻編集長:
「LOWYAというメーカーが出しているOSHITERUのシリーズ。発売から2週間で初回在庫完売」
「推し活収納」(OSHITERU)は、一見すると観音扉式の普通のキャビネット。高さ90cm×奥行45.5cmで、幅は75cmと120cmの2サイズがあります。(幅75:1万7990円/幅120:2万9990円)
「収納しやすそうだし収納するところがいっぱいあるので買った」というのは、INI・髙塚大夢さん推しの、みはねさん(19)。
実際に見せてもらうと、天板の上にある“推しを祀る祭壇”を始め、嬉しい仕掛けが満載。
みはねさん:
「結構大きめのサイズのペンライトが多くて、今まで買った物をしまっているけど仕切りを自由に変えることができるので便利」
細かい仕切りの付いた引き出しには、ペンライトやポスターなどを立てて収納可能。仕切りは一部を外して使えるので、大きさの異なるペンライトも一緒に収納できます。
扉の裏側にはタオルやうちわを掛けられるハンガー。収納スペースの棚板も自由にカスタマイズ可能でお気に入りのスタイルでディスプレイできます。さらに…
みはねさん:
「好きな人とか彼氏がきた時とかに、すぐ隠すことができるので隠します。うふふ」
見られたら引かれちゃうかも…というガチ勢の“隠したい気持ち”にも対応。
扉を閉めれば普通のキャビネット。天板上の祭壇も、そのままキャビネット内の棚にしまえるサイズなので“隠す収納”としても機能します。
『LOWYA』販売スタッフ・内田功平さん:
「“隠す収納”と“見せる収納”どちらも一緒に叶えることができるというのが、最大の魅力になっている」
ここまでかゆいところに手が届く設計なのも、商品を企画した本人が「推し活大好き」だから。他にも、テレビ台やベッド、鏡付き本棚などガチ勢のためのインテリアを展開しています。
推しを「持ち出す時代」の必需品
さらに、推しの「ぬいぐるみ」や「アクリルスタンド」を外に持ち出して一緒に楽しむ時代が到来。
「お出かけに行くとかだったら絶対にアクスタ持ったり」(10代女性)
「絶対基本連れて行く。電車の窓のとこに立たせて外見てるみたいな」(20代女性)
そんな時に多くの人が愛用しているのが100均の透明ポーチですが、老舗文具メーカー『LIHIT LAB.』も推し活グッズに参入。
「デコレーションボックスポーチ ミニ」(myfa/1540円)のこだわりは、全9色あるカラーバリエーションで、メンバーカラーに敏感なガチ勢の心をつかんでいます。
進化する推し活とともに、グッズの収納もますます進化しています。
(THE TIME,2025年7月17日放送より)
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