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石川・能登豪雨 輪島市では海岸を重点的に480人態勢で懸命の捜索 死亡11人・安否行方不明6人

総合
2024-09-27 12:58

石川県能登地方の豪雨被害で住宅が濁流にのみ込まれ、安否が分かっていない人の大規模な捜索は、活動の拠点を海岸に移してきょうも続けられています。輪島市から中継です。


輪島市を流れる塚田川の河口付近では、海岸を重点的にけさから捜索が再開されました。きょうは消防や警察、自衛隊に海上保安庁も加わり、480人態勢で懸命の捜索活動が続けられています。


氾濫した川沿いに置かれていた指揮本部も、きょうは海岸線に移動しました。


この場所からおよそ1キロ上流にある久手川町では住宅4棟が流され、中学3年生の喜三翼音さん(14)と、前川政二さん(80)の安否が未だに分かっていません。きょうも現場には喜三さんのご家族の姿がありました。


けさから潜水隊が海の中に潜ったり、波消しブロックの隙間を入念に確認したりする様子も見られました。しかし、海面は茶色く濁っていて、捜索にも影響しそうです。


一方、能登町ではきのう午後、大雨の影響で作業小屋に倒れかかった木をショベルカーでつり上げながら撤去していたところ、木が落下し、アルバイト従業員、千徳国昭さん(79)が屋根と木の間に挟まれ、死亡しました。警察によりますと、当時、3人が撤去作業にあたっていて、千徳さんは1人で屋根の上にいたということです。


今回の豪雨では11人が亡くなり、安否や行方が分からない人は6人となっています。


最大で115あった孤立集落は、きのうの時点で4か所に減りましたが、42人が集落から動けない状況が続いています。


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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