エンタメ
2025-12-02 18:07
映像ジャーナリストの伊藤詩織による初の長編ドキュメンタリー映画『Black Box Diaries』日本公開版の上映が、12月12日よりT・ジョイPRINCE品川(東京)で始まるのを前に予告編が公開された。
【動画】映画『Black Box Diaries』予告編
本作は、伊藤自身が経験した性暴力事件を起点に、その後の社会の沈黙や偏見、そして、自身に圧し掛かってきた圧力と向き合い続けた姿を、自らカメラを回して記録。製作には、『新聞記者』(2019年)、『月』(23年)など社会派作品で知られるスターサンズが参加。事件を公表した17年の記者会見以降、8年にわたる製作を経て完成した。
映像は、美しい桜並木とともに伊藤の語りで始まる。「ただ、真実を伝えたい」。その言葉とともに、伊藤が自らカメラを手にし、事件後に直面した理不尽な社会構造、権力の壁、孤独な闘いが映し出される。カメラの前で語られる体験は時に生々しく、涙をこらえながら前に進もうとする姿が刻まれる一方、その先で見えた“希望の光”も丁寧に描かれる。
予告編は、観客に「どんな真実がこの先にあるのか」「私たちは何を問われているのか」を投げかける内容となっており、作品が提示する“沈黙への問い”に向き合うきっかけとなることを予感させる。
「第97回アカデミー賞」で日本人監督初の長編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされるなど、世界が注目し、議論を呼んだ“ひとりの女性の闘い”が、ついに日本でもスクリーンに登場する。
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予告編は、観客に「どんな真実がこの先にあるのか」「私たちは何を問われているのか」を投げかける内容となっており、作品が提示する“沈黙への問い”に向き合うきっかけとなることを予感させる。
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