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2025-12-10 06:00
9日放送のテレビ東京『開運!なんでも鑑定団』(毎週火曜 後8:54)では、約30万円で落札した香炉の鑑定結果にスタジオが驚愕した。
【写真】人間国宝の作品と判明!衝撃の鑑定結果が出た、30万円で落札した香炉
今回の依頼人が昨年2月、とあるギャラリーを訪れると、絵画・焼物・掛軸・工芸品など200点余りの骨董が並べられていた。聞けば、一般人も参加できる入札オークションの期間中とのこと。
そこで今回のお宝を見つけ、一目ぼれ。無事に30万1000円で落札できた。自分なりに調べた結果、人間国宝の傑作ではないかと思うようになった。そのお宝というのは、鋳金家・佐々木象堂(1882~1961)が手掛けた駱駝の形をした銀製の香炉。はたして本物なのか…。
依頼人は、思い切って本人評価額を「200万円」と提示。鑑定結果は、なんとそれを大きく超えて「500万円」と出た。スタジオはどよめきと拍手が響き、依頼人もうれしそうに何度も頭を下げた。
鑑定した日本大学大学院非常勤講師の大熊敏之氏は、1936年の「改組第1回帝国美術院展覧会」に佐々木象堂が出品したものと分析。続けて「この作品が非常に特徴的なのは香炉という用途を持ちながら、形態がびしっとした置物の要素も加味できないかという実験をしている時期のもの。今まで写真だけでしか知らなかったものが、ここに出てきた。非常に良いものです」と絶賛した。
なお、TVerで見逃し配信中。16日午後9時54分終了予定。
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鑑定した日本大学大学院非常勤講師の大熊敏之氏は、1936年の「改組第1回帝国美術院展覧会」に佐々木象堂が出品したものと分析。続けて「この作品が非常に特徴的なのは香炉という用途を持ちながら、形態がびしっとした置物の要素も加味できないかという実験をしている時期のもの。今まで写真だけでしか知らなかったものが、ここに出てきた。非常に良いものです」と絶賛した。
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