
■東アジアE-1サッカー選手権決勝大会 日本代表0ー0中国代表(16日、韓国・水原)
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東アジアNo.1を決める大会、東アジアE-1選手権でサッカー女子日本代表(FIFAランク7位)は中国代表(同17位)と対戦し、0ー0のスコアレスドロー。日本は1勝2分となり、優勝はこの後に行われる韓国代表の結果待ちとなった。
今大会は8日間で3試合を戦うハードスケジュールで日本、中国、韓国、台湾の4チームが出場し、総当たり戦で順位を決める。なでしこジャパンは、大会最多4回の優勝を誇り(2008年、2010年、2019年、2022年)、3大会連続5度目の優勝を狙う。
16日の韓国戦で終了間際に追いつかれてドローに終わったなでしこ、そのゲームで上野真実(28)も負傷し、代表から離脱。22人で最終戦を戦うことになった。日本代表のスタメンはGK平尾知佳(28)、DFに高橋はな(25)、石川璃音(21)、嶋田華(22)、MFに北村美羽(23)、成宮唯(30)、山本柚月(22)、滝川結女(25)、吉田莉胡(22)。FWに中嶋淑乃(25)、樋渡百花(19)が入った。韓国戦から5人を入れ替えた。
日本、中国共に1勝1分、勝てば日本は3大会連続5度目の優勝が決まる。激しい雨の中での一戦となった。前半3分には右サイドの吉田が持ち上がると、走りこんだ滝川とキーパーの間に絶妙なクロス、しかし、雨でスリップするピッチでわずかにボールが早くなってしまい、キーパーにキャッチされてしまった。
前半21分には中央の成宮のワンタッチパスに右サイドから走りこんだ樋渡がドリブルで持ち込みシュートを狙ったが、ゴール左に外れた。
チャンスを作るなでしこだが、こぼれ球のセカンドボールがなかなか奪えず、中国に攻め込まれるシーンも見られた。さらに後半30分以降は1対1の場面でも体を当てられてボールを奪われる姿も見られ始めた。両チーム共に攻め手を欠きスコアレスで前半が終わった。
日本は後半リズムを変えるべく滝川に代えて菅野奏音(24)を入れた。日本は後半10分、コーナーキックを相手キーパーがキャッチ出来ず、ルーズボールが樋渡の前にこぼれてきたが押し込めなかった。
22分には右サイドで菅野から成宮へのスルーパスも相手キーパーの好判断の飛び出しでキャッチされてしまった。36分には左サイドで細かいパスをまわして、中央の高橋へ、フリーで受けたが、オフサイドの判定。
後半アディショナルタイムには高橋がキーパーと1対1となり、交錯し倒れるが、素早く立ち上がり、無人のゴールを狙ったが、右に外してしまった。さらに左サイドを愛川がドリブルで持ち上がり、中央の高橋へ、ラストチャンスでゴールを狙ったが、またも右に外してしまった。
なでしこは決定機を生かせずにスコアレスドロー、1勝2分となり、優勝はこの後に行われる韓国代表の結果次第となった。
試合後、キャプテンの高橋は「悔しいです。それだけです」と口にして「個人的な悔しさがある、自分の技術が全て」と決定機に決められなかったことを悔やんでいた。それでも8日間で3試合のハードスケジュールを経験し「全員にとっていい経験になった。これを持ち帰って日本国内のサッカーのレベルをあげたい」と語った。
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