
ウクライナ侵攻をめぐり、アメリカのトランプ大統領は「ロシアが優勢」でウクライナのゼレンスキー大統領は「負けている」と主張し、アメリカが提案する和平計画を受け入れるよう求めました。
アメリカ トランプ大統領
「ロシアが優勢だ。以前からそうだ。彼(ゼレンスキー氏)はそろそろ現実を受け入れるべきだ。なぜなら、彼は負けているのだから」
トランプ大統領は9日に配信されたニュースサイト「ポリティコ」のインタビューでこのように話し、「ウクライナの勇気と戦いぶりは称賛に値するが、規模の差が勝敗を決める」と主張しました。
また、和平の成立を阻んでいるのは「プーチン大統領とゼレンスキー大統領の間の並外れた憎悪だ」とした上で、ゼレンスキー氏をアメリカから多額の支援を引き出した「天才的な営業マンだ」と皮肉を交えて批判しました。
そして、ウクライナと和平計画への対応を協議しているヨーロッパ各国についても「うまくやっておらず、口ばかりだ」と述べています。
こうしたなか、和平計画について、イギリスのフィナンシャル・タイムズ紙はアメリカのウィットコフ特使が6日に行われたゼレンスキー氏との電話会談で、提案への回答を「数日以内に行うよう求めた」と報じました。
トランプ氏は今月25日のクリスマスまでの和平計画の合意を目指していて、ウクライナ側に迅速な対応を迫っていると伝えています。
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