
日本銀行が来週の金融政策決定会合で、1.0%への利上げに踏み切る公算が大きくなっています。原油価格の高騰などにより、想定以上に物価が上がるリスクを重視したとみられます。
日本銀行は来週15日から、当面の金融政策を決める会合を開きます。
中東情勢の悪化以降、物価の上昇については、日銀内から「企業の価格転嫁のスピードは速い」「なにもしなければ想定以上に物価が上がってしまう」など、警戒感が広がり始めています。
日銀は利上げによる景気悪化のリスクも懸念していましたが、植田総裁が先週の講演で「全体として物価上振れリスクの方が大きく、より早く表れてくる可能性が高い」との見方を示すなど、原油高が幅広い品目の値上げにつながり、想定以上に物価が上がることを防ぐため、利上げで対応するべきとの姿勢に傾きつつあります。
こうしたなか、日銀は来週の金融政策決定会合で、4会合ぶりに利上げに踏み切る公算です。0.25%の利上げを決めれば、政策金利は1.0%に到達することとなり、1995年以来、31年ぶりの高い水準となります。
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