薄くて軽いだけじゃ驚かない!iPad mini4の持つ圧倒的なスペックに注目
2016-09-09 10:00:00
小型のタブレットは、タブレット市場のなかでも多くのメーカーが商品を発表する激戦区だ。そのなかでも「ちょうどよい大きさ」をウリに若いユーザーからの支持も厚いiPad miniシリーズは、価格感は他社製品とそん色がない上に群を抜く性能を持つのが特徴だ。2015年の9月にはiPad mini4が発表され、ますます地位を確固たるものにしつつある。
キャッチコピーに負けないスペックを誇る小型タブレットの代表格
前年の2014年に発表されたiPad mini3は、一世代前のmini2からの完全なマイナーチェンジだった。指紋認証システムやカラーバリエーションが増えた程度だったので、大きな話題性はなかったが、その分今回のmini4ではモバイル端末市場を牽引してきたメーカーとしての自負がうかがえるものになった。
A8チップに変更されメモリも増強することでタブレットとは思えない快適さを実現
今回のアップデートで大きな変化となったのがチップセットの変更だ。前回のアップデートでは見送られたCPU「A8チップ」を搭載し、iPad Air2に匹敵する処理能力を発揮することができるようになった。合わせてメモリも2GBへと増強されており、より重いアプリを起動してもストレスなく操作できるのがmini4の特徴だ。
Split Viewの搭載でマルチタスクが可能に
チップセットのハイスペック化で可能になったのがSplit Viewの搭載だ。これは2つのアプリを画面分割によって同時に表示できるという機能。ブラウザアプリを立ち上げながらワードアプリで文書を作成したり、SNSを見ながらカレンダーを表示させてスケジュールを確認したりといった芸当が可能になる。
カメラ機能の強化で活用の幅も広がる
iPad mini3では、5メガピクセルと同時期発表のiPad Air2と比べて見劣りしてしまったカメラが、iPad mini4では、8メガピクセルと同等の性能を持つカメラを搭載し、120fpsのスローモーション撮影も可能になった。動画撮影をはじめとして活用の場面が広がったことは間違いないだろう。
これらのアップデートによって、大型のタブレットに対してもヒケをとらない性能を併せ持つようになったiPad mini4は、モバイル端末としての活用だけでなく複雑な処理に対してもある程度は対応できるスペックとなった。2015年末に発表されたハイスペックモデルのiPad Proと比べてしまうと高度な処理は難しいが、日常的に用いる分には全く問題ないだろう。
iPad価格もほとんど据え置きで42,800円(税別)と手が届く範囲なのも魅力的。これからタブレットを購入しようと考えている方にとっては、価格、性能両面で満足できるデバイスとなってくれるはずだ。
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情報提供元: クチコミ.jp