iPhone7の「防水」は、お風呂でも使えるの? 防水・防塵はどこまで使えるのか
2016-11-11 10:00:00
iPhone 7シリーズは、iPhoneとして初めて防水機能を搭載した。
iPhoneのようにどこにでも持ち歩ける、持ち歩くモバイルガジェットは、洗面所で水に濡れることや濡れた手で持つこともあるだろう。また、外出時に突然の雨にあえば、iPhoneが濡れることもある。
そうしたときに、防水性能が備わっているか否かで、iPhoneの安全性も大きくかわっている。
ところで、ひと言に「防水」と言っても、どれくらい大丈夫なのか、意外にわからない人も多い。
そこで今回は、iPhone 7シリーズの防水性能について、わかりやすく説明しよう。
防水・防塵性能は表記でわかる
iPhone 7の公式サイトを見ると、「iPhone 7とiPhone 7 Plusは防沫性能、耐水性能、防塵性能を備えており、実験室の管理された条件下でのテストにより、IEC規格60529にもとづくIP67等級に適合しています。」との表記がある。
「IP67」とは、いったい何だろうか?
数字の前にあるIPとは、International Protectionを意味しており、そのあとの数字で防水・防塵性能がわかる。
IP○△ ○:防塵の等級を表す「第一特性数字」 △:防水の等級を表す「第二特性数字」
iPhone 7は、下記のとおり。 防塵性能:6級 粉塵が内部に侵入しない 防水性能:7級 規定の圧力及び時間で水中に浸漬しても影響を受けない
以上により、iPhone 7は、日常生活の中であれば、問題ない防水・防塵性能を備えていることがわかる。
では、万全かというと、そうでもない。過信は禁物だ。 防水テストでは「真水、常温で行われる」のが一般的だからだ。
たとえば、 お風呂での使用を考えた場合、防水しなければならないのは「お湯」だ。 また、石鹸やシャンプーなどが含まれた「温水」というケースもある。
ここで改めてアップルのiPhone 7の公式サイトを見ると、「仕様」の注意書きに「液体による損傷は保証の対象になりません。」と、記載されている。
加えて、「iPhone や iPod が水濡れにより損傷した場合は保証対象外」というページには、「iPhone や iPod にコーヒーやソフトドリンクなどの液体がかかって損傷した場合、そのような水濡れによる損傷の修理は、Apple 製品 1 年限定保証や AppleCare Protection Plan (APP) の対象にはなりません。」と表記されている。
iPhone 7は、防水機能を搭載しているが、過信して、あまり乱暴な使い方は控えたほうがよいだろう。 お風呂での利用も、シャワー程度、湯船の中には浸さないなど、注意して利用したい。
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情報提供元: クチコミ.jp