アイオーデータが販売するSTB（セットトップボックス）「REC-ON（HVTR-BCTX3）」（以下、REC-ON）を紹介する。今回は外出先でも使えるスマホやタブレットとの連携機能について見ていこう。 REC-ONは、 ・地上デジタル放送 ・BSデジタル放送 ・110度CSデジタル放送 これらをまとめて視聴可能なSTBだ。

REC-ONを利用することで、テレビ機能を持たないPCでもテレビ視聴が可能となる。 多くの人が使用しているスマホやタブレットでも地上デジタル放送が視聴できる機種がある。 しかし、屋外で安定して視聴することは、まだまだ難しい。

実は、REC-ONを介することで、スマホやタブレットでも安定してテレビ視聴を可能にすることができる。

アプリはAndroidおよびiOS用がある。 PC版と同様に「テレプレ」アプリと「テレリモ」アプリの2つだ。

アプリ上からREC-ONのサーバーとペアリングを行うだけで、テレビのライブ視聴や録画番組の視聴が可能となる。

実は、スマホやタブレットでの利用は、家中どこでも視聴可能で、PCよりも使い勝手が良い。 特に、防水対応のスマホやタブレットであれば、お風呂で視聴するといった使い方も可能なので、かなり便利だろう ※高温多湿となる浴室での利用は、メーカーが保証していないことがあるので自己責任で行ってほしい。

お風呂専用のテレビを購入することなく手持ちのスマホやタブレットで代用できるので、機種変更して使わなくなったスマホやタブレットを再利用するのも良いだろう。

さらに、モバイルデータ回線を利用した屋外でのテレビ視聴も可能となる。 視聴にはWi-Fiネットワークのサーバーではなく、「リモートサーバー」に接続する。 接続が完了すれば、認証やバッファリングに時間が掛かるものの、Wi-Fiネットワークと同じようにライブチューナーや録画番組も視聴できる。

ただし、モバイルネットワーク向けに画質を落としてあるものの、長時間の視聴の際には大量にパケットを消費してしまうため注意は必要だ。 外からの視聴の際には、カフェなどのWi-Fiを積極的に利用しよう。

録画した番組視聴では、モバイルネットワークは使用せずに、ダウンロード機能を利用するとよいだろう。 Wi-Fi接続している際に、持ち出し用の番組をスマホやタブレットにダウンロードしておけば、パケットを消費せずに安心して長時間の番組が視聴できるのだ。

REC-ONを外部からコントロールできるテレリモアプリも、同様にモバイル回線からリモートサーバーにアクセスして、予約の確認や録画予約ができるのだ。 うっかり録画予約を忘れても、外出先からでも録画予約ができるのは便利だ。

REC-ONをスマホと連携させることで、家のどこでもテレビ視聴が可能となる。 就寝前にスマホを充電しながら録画しておいたニュースの確認や、お風呂で映画を観るといった使い方ができるのは、かなり便利だろう。 また、外出先での視聴や番組予約ができるのもいい。 なにより、2万円台後半で買えるテレビチューナーで、ここまで使えるコストパフォーマンスの高さは、非常に魅力的である。

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