iPhoneの脱獄(ジェイルブレイク)って何? メリットとデメリットの先にあるリスクとは
2016-11-21 10:00:00
iPhoneで、「脱獄(ジェイルブレイク)」という言葉を聞いたことがあるだろう。 最近では、インターネットでの情報拡散により、気軽に行う人も増えている。
しかし、本来は、一般の方が目にしたり、言ったりするようなモノではない。 ジェイルブレイクを使うには、正しい知識と、リスクへの理解が必要なのだ。
そこで今回は、ジェイルブレイクのメリット、デメリットについてまとめてみた。
ジェイルブレイクのメリットとデメリットとは
iPhoneに限らずジェイルブレイクには、メリットとデメリットがある。
●メリット ・非公式アプリがインストールできる ・アイコンのデザイン、サイズを変更できる ・ホーム画面やロック画面のカスタマイズできる ・コピー&ペーストを強化できる ・カメラのシャッター音を無効化できる ・タスクを一括終了できる ・広告やポップアップをブロックできる ・セキュリティを強化できる
●デメリット ・アップルのサポートが受けられなくなる ・iOSを簡単にアップデートできなくなる ・一部のアプリが動かなくなる ・セーフモードからの復旧ができなくなる可能性がある ・セキュリティが低下する可能性がある
「セキュリティが低下する可能性」というのは、アプリにマルウェアが仕込まれていた場合、本来隠されていたり、アクセス制限されていたりする個人情報に、第三者が用意にアクセスでき、情報を覗かれたり、盗まれたりする可能性が高まるということだ。
ジェイルブレイクは、通常は変更できないiPhoneの設定を変更できたり、非公式アプリをインストールできたりする。 iPhoneやiOSを、通常の使い方よりも詳しく知りたい人や、独自の活用をしたい人にとって、多くの知識や経験を得られるため、とても魅力的なことは確かだ。
しかし、大きなメリットの反面、デメリットも大きく アップルの正規サポートは受けられなくなるし、非公式アプリには悪意のあるアプリなど、危険と隣り合わせだったりもする。セキュリティレベルは、通常での利用時よりも低下するので、リスクは確実に高まる。
こうした危険に対して、自己の責任において、自力で解決したり、対処したりすることが求められる。 iPhoneをジェイルブレイクして、最悪、動作しなくなったり、破損したりすることもあるからだ。
とはいえ、新しい知識や、経験に興味を持つことは、自然なことでもある。
もし、iPhoneをジェイルブレイクに興味をもったのであれば、十分のインターネットなどで調べて、リスクを知った上で、自分の責任において判断して欲しい。
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情報提供元: クチコミ.jp