かつてデジタルカメラは、外出には欠かせないものだった。しかし携帯電話に搭載されたカメラの高画質化により、手軽に写真を撮影できるようになった。今日では、その手軽と性能は更に高まり、スマートフォンがあればよい、というユーザーが多くなってきた。しかし、そのような声を一蹴する手軽で高性能なカメラが、ソニーの「DSC-RX100M5」だ。

スマートフォンでは、実現できない画質と性能で、デジタルカメラを使って撮影をする楽しさを教えてくれるだろう。

世界最速の高速AFと高速連写が、撮りたい瞬間を鮮やかに捉える

写真を撮る目的やシーンは、その場面や人によって異なるだろう。しかし多くの場合、動く被写体を捉えた画像には、カメラの品質が現れるという。DSC-RX100M5は、

・動体のキャッチに優れている位相差オートフォーカス（以下、AFと表記） ・AFの精度の高いコントラストAF

これらのメリットを兼ね備えた「ファストハイブリッドAF」を、RX100シリーズとして初めて搭載した優れものだ。

0.05秒の世界最速（発売時点）のAFと、高速連写によって、動く対象であっても鮮明に捉えることができる。バッファーメモリーも大容量で、150枚まで連続撮影が可能。決定的な瞬間を逃さず捉えることができるのだ。販売価格はAmazonで、116,523円。

像面位相差センサーが、動きの速い被写体を逃さない

AFセンサーを撮影品質という視点で見たとき、撮影範囲における位相差AFセンサーの占める領域がそれを決定づけるといってよい。もちろん、動く対象を捉えるには、

・高速で密度の高いAFセンサー ・撮影エリアの多くをカバー

が必要だ。

DSC-RX100M5では、撮影エリアのおよそ65%の領域に対して、315点の像面位相差センサーを配置している。これによって、動きの早い被写体、小さな被写体であっても確実にピントをあわせることができるのだ。

24コマ/秒の高速連写で、決定的瞬間を残す

動く被写体に対して、「連続撮影」の機能を使用するシーンも多いだろう。DSC-RX100M5では、新開発の高速フロントエンドLSI、そしてBIONZ　Xという画像処理エンジンを連携使用することにより、最高で約24コマ/秒の高速連写、連続撮影を可能としている。

静止画を撮るだけならば、多少品質の劣るカメラでも構わないかもしれない。しかし、動く被写体や決定的瞬間を高品質に残したいという思いもあるのではないか。大切な思い出となるかもしれない写真を、最高の品質で保存するうえで、DSC-RX100M5が活躍することは間違いないだろう。

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