日本初Dolby atmos搭載のZTE「AXON7」!目指すのは究極の音質だけじゃない
2016-12-14 17:00:00
スマートフォンで聴く音楽は、聴ければいいのか?
答えは、「NO」だ。
そう主張するのが、ZTEのフラッグシップモデル、AXON7だ。
ZTEジャパンから10月に発表されたAXON7は、とにかくオーディオへのこだわりが半端ではないモデル。
目指しているのは、超高音質なスマートフォンなのだ。
スマホの常識を超えるオーディオ体験「Dolby atmos」
AXON7は、「Dolby atmos」に日本で初めて対応した、スマートフォンだ。
「Dolby atmos」とは、映画館やシアターなどで導入されている3Dサラウンドシステム。ユーザーの周囲や頭上で動くオーディオをヘッドフォンやスピーカーで実現する。
例えば、あなたの周りを鳥が飛べば、目をつぶっていても、羽ばたきの音でどこにいるかわかるだろう。雷が鳴れば、目をつぶっていても、どこで鳴ったかがわかるはずだ。
人の耳は、身の回りの音を聴き、音から位置関係を把握することができる。サラウンドシステムやホームシアター、映画館の音響システムは、そうした音場を再現したシステムの一つだ。
AXON7では、こうした立体的な音響が、オーディオ専用機器ではなく、味わえてしまうというから驚きだ。
AXON7では、音が見えるように聴こえる、没入感溢れるサウンド体験ができるという。
AXON7の発表会では、DOLBY JAPAN代表取締役社長の大沢幸弘氏が登壇。「スマホで映画をみたら、そのワンシーンに迷い込んでしまうような体験ができる」と自信を持って語っている。
旭化成のオーディオチップをダブル搭載
さらに、音質へのこだわりは、「Dolby atmos」だけで終わらない。
AXON7には、30年以上もオーディオチップの開発を手掛けてきた旭化成エレクトロニクスの技術も盛り込まれている。
具体的には、これまで数十、数百万円といった高級オーディオに数多く採用されてきた「AK4490」というオーディオチップを搭載。世界で初めてスマートフォンに採用した。
また、高音質録音用チップの「AK4961」も搭載。聴くことも、録音することも、妥協はいっさいない。スマホでありながら、オーディオ製品の品質に肉薄する拘りは、驚きだ。
「AR、VRにも」ZTEの野望は、さらに先へ
ZTEは、価格を抑えながら、ハイエンドモデルにも引けを取らない機能、性能を持つ製品を続々と出し続けており、着実にその勢力を伸ばしている。
ZTEのマーケティングディレクター、ハーバート・チャン氏は、「今後はARやVRをはじめとする様々な先進技術とコンテンツを組み合わせることで、質の高い経験をお客様に届ける」と意気込む。
2016年、ZTEのスマートフォン市場は大きく拡張した。2016年8月、ロシアにおけるZTEのシェアは9.4%となり、appleを上回る第2位となっている。またZTEは、アメリカとドイツ、スペインにおいてもシェア4位を確保している。
ZTEの躍進は、まだまだ続きそうだ。
AXON7の主な仕様
・希望小売価格:59,800円(税別) ・内蔵メモリ:RAM: 4GB/ROM: 64GB ・センサー:指紋認証センサー、電子コンパス、加速度センサー、近接センサー、光センサー、ジャイロセンサー、ホールセンサー ・サウンド:フロント デュアル スピーカー、ドルビーアトモス、3.5mm イヤホンジャック、ハイレゾオーディオ(イヤホン接続時)
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情報提供元: クチコミ.jp