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格安SIMも使えるレッツノート史上最強のモデル「Let'snote SZ6」の最強度チェック

2016-12-20 19:10:00

20周年記念モデルの「Let'snote SZ6」は、「レッツノート史上最強のモデル」というだけあり、現時点で最強のスペックを搭載したモデルだ。

実際、レッツノート史上最強というスペックは、どれくらいのパフォーマンスを備えているのか? 誰しも気になるところだろう。

そこで今回は、ベンチマークによるパフォーマンスチェックから、格安SIMの利用など、実際の使用感をお届けしよう。

最強スペックは本当か?

20周年記念モデル「Let'snote SZ6」は、「レッツノート史上最強のモデル」ということで、高性能なスペックが売りとなっている。 Windowsの標準ベンチマーク「エクスペリエンス インデックス」を使用して、パフォーマンスを測定し、SZ5 プレミアムモデル(初期モデル)と比較した。 同ベンチマークは、Windows 8.1以降で表示されなくなったが、コマンド自体は残っているので、コマンドプロンプトで実行した。

SZ6 20周年記念モデル 型番:CF-SZ6F20QP CPU:Core i7-7500U(2.70 GHz/最大3.50 GHz) メモリー:16GB ストレージ:2TB(SSD1TB+SSD1TB)

SZ5 プレミアムモデル 型番:CF-SZ5ZFRQP CPU:Core i7-6500U(2.50 GHz/最大3.10 GHz) メモリー:8GB ストレージ:256 GB SSD

20周年記念モデル「Let'snote SZ6」は、メーカーによると、「従来の第6世代CPUと比べて、演算処理は約10%、グラフィック処理性能は約5%向上がある」とのことだ。一世代前のSZ5プレミアムモデルと比較してみると、演算処理、グラフィック処理性能ともに、10%以上の向上がある。プレミアムモデルでない一般モデルと比較すれば、「Let'snote SZ6」との差はさらに開いただろう。

格安SIMを使ってみよう

20周年記念モデル「Let'snote SZ6」は、SIMフリーモデルとなっている。 そこで、ビックカメラが取り扱っているBIC SIM(IIJmio)を使用してみた。

本体底面のバッテリーパックを外すと、SIMカードスロットが現れるので、ここにドコモminiUIMカード(BIC SIM)を装着する。

BIC SIMは、ドコモ回線を使用するSIMカードなので、問題なく使用できるが、ひとつ注意点がある。 APN設定をしないと、通信ができない。

設定方法は、「携帯ネットワーク」で「設定を開く」を選択したのち、「インターネットAPNの追加」で、必要事項を入力する。

一度設定を行ってインターネット接続に成功すれば、次回からは「携帯ネットワーク」を選択するだけで、自動的にドコモ回線を使えるようになる。 これで外出時にWi-Fiルーターを用意していなくても、インターネットを利用できるわけだ。

ビジネスノートPCとしての使い勝手

さて、ビジネスノートPCとしての使い勝手は、どうなのだろうか。 結論から言えば、ビジネスノートPCとしての使い勝手は申し分ない。

試しにWordやExcel、PowerPointといったオフィス系アプリを動かしてみたが、いずれのアプリも快適に動作した ビジネスからプライベートまで。メインマシンとして使えるだけの十分なパフォーマンスを備えていると言える。

外部ディスプレイコネクターやHDMI端子を備えているため、テレビや液晶ディスプレイ、キーボード、マウスを繋げば、デスクトップパソコンのようにも使用するとよいだろう。

本製品の目玉の一つでもあるのが、内蔵式のブルーレイドライブだ。 手持ちのブルーレイディスクで試してみた。 中身はゲームのデモ画面だったが、快適に再生することができた。画面がコマ落ちすることはまったくなかった。 週末、レンタルソフト店でブルーレイディスクの高画質な映画を借りて楽しむといった使い方ができそうだ。

「Let'snote SZ6」は、SIMカードによるモバイル通信が利用できるのが大きなメリットだ。 外出時に利用する際でも、Wi-Fiルーターを持ち歩いたり、公衆無線LANスポットを探したりする必要はない。

外出時のバッテリーの持ちは気になるところだが、本機は下記のとおり。 ・バッテリーパック(S):本体装着時 約1.03kg、約14時間 ・バッテリーパック(L):本体装着時 約1.125kg、約21時間

試しに、バッテリーパック(L)をメインとして使い、予備としてバッテリーパック(S)のを持ち歩いてみた。 個人によって使い方は異なるが、筆者が普通に使用するぶんには、バッテリーパック(L)だけで十分だった。

どこのメーカーのノートパソコンもそうだが、バッテリーパックは、使うたびに劣化していく。外出が多い人の中には、バッテリーパックの消耗が気になる人もいるだろう。「Let'snote SZ6」には、バッテリーの耐久年数を通常の約1.5倍にする エコノミーモード(ECO)が用意されている。

同モードでは、バッテリー充電量をフルにせずに約80%に設定することで、充放電を繰り返して行った場合でも、従来の約1.5倍のバッテリー耐久年数を実現してくれるのだ。約80%と言っても、十分過ぎるバッテリーライフだ。バッテリーパックの買い替えコストが気になる人は、日頃から同モードを設定しておくとよいだろう。

「Let'snote SZ6」20周年記念モデルは、ビジネスノートPCとして十分過ぎるパフォーマンスを備えており、バッテリー駆動時間も長い。 現時点で最強スペックのビジネスノートPCが欲しい人には、選択肢のひとつとして考えておきたい製品だ。

※同限定モデルは既に完売。通常モデルは発売中。SSD1TB 大容量メモリー搭載 LTE対応モデル(ジェットブラック (CF-SZ6FF7PP))など、他のモデルは、現在、パナソニックストアで発売中。

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情報提供元: クチコミ.jp

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