地方の活性化や財源確保を目的とした「ふるさと納税」は、特定の自治体に寄付をすることで、税金の控除が受けられ、さらに納付した自治体から特産物などが受け取れます。

パソコンの生産工場、家電の製造工場を持つような自治体では、パソコン本体や人気の家電がお礼の品として受け取れるなど、人気になっています。

ただし、振込用紙を入手したり、寄付の仕方が各自治体によって異なっていたりするので、実際に利用するには、それなりの手間がかかるケースもあるようです

そうしたふるさと納税を手軽に行える方法としては、楽天が提供している「楽天ふるさと納税」というサービスがあります。

楽天市場でネットショッピングをするようにふるさと納税が手軽に行えるとあって、利用者も増えてきているようです。また、楽天のIDを持っている人であれば、楽天スーパーポイントが溜まるなど、ふるさと納税以外のさらなる特典が受けられます。

楽天ふるさと納税で得するためには？

この楽天ふるさと納税サービスを、最大限お得に使うためにはいくつかの条件があります。その条件をクリアすると、かなりメリットがあるので紹介します。

・楽天ユーザーであること まず楽天ユーザーであることが最も重要です。 楽天ふるさと納税を利用すると寄付した金額の1％がポイントとして付与されます。楽天ユーザーであれば、楽天ポイントを楽天市場で現金代わりに使うことができます。 実質現金が戻ってきているのと同じことになります。 楽天IDは簡単に取得できるので、必ず取っておきましょう。

・楽天カードで決済ができれば、さらにお得 クレジットカード決済が可能なので、楽天ふるさと納税を楽天カードで決済すると、3％分がキャッシュバックとして戻ってきます。支払い金額を考え、キャッシュバック分と付与されるスーパーポイントを合計すると、実質の手数料を無料にすることができます。

・別のポイントキャンペーンを併用すると、さらにお得に！ 楽天市場では、ふるさと納税だけでなく、楽天市場全体でポイント還元のキャンペーンを行うことがあります。ほぼ何かしらのポイントキャンペーンを毎月開催されているので、活用しましょう。

このポイントキャンペーンは、別のキャンペーンと同時に特典を受けることが可能なケースもあります。通常のキャンペーンで還元された上に、さらに特別キャンペーンが適用されるといった具合です。

こうしたキャンペーンの時期を見計らって、ふるさと納税を行うと、一度に複数の特典を受けることができます。その結果、普通にふるさと納税をするよりも、はるかにお得だったりするのです。

ただし、常に同じキャンペーンが行われているとは限らないので注意は必要です。 思ったほど、お得じゃなかったなんてことも、もちろんあります。

対応している自治体がまだまだ少ない

なお、この楽天ふるさと納税サービスですが、まだ全国の自治体のふるさと納税を利用できるようにはなっていません。

たとえば、テレビのニュースで、魅力的なお礼の品が用意されていることを見て、楽天ふるさと納税を利用しようと見てみたら、残念なことにその自治体は楽天ふるさと納税に対応していなかった、といったことがあります。

常に同じだけ特典が受けられるとは限らない

このサービスで受けられる特典は、楽天スーパーポイントの還元、またはクレジットカード決済によるキャッシュバクです。 当然、楽天スーパーポイントが使える環境にない人には、お得なサービスであるとは言えません。また、サービスを利用する時期によっては、魅力的なキャンペーンが行われていないこともあります。 そのため、どういったキャンペーンが行われているのか、常にアンテナを張っていないといけないのが難点と言えます。

ただ、そうした手間を考慮しても、楽天ふるさと納税は、かなりお得だと言えるので、楽天ユーザーの人は、一度は試してみることをおススメします。

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