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スマホメーカーの思いがつまった2in1タブレットPC「HUAWEI MateBook」

2017-01-06 10:00:00

「HUAWEI MateBook」は、スマホメーカー大手のHUAWEI(ファーウェイ)が作ったタブレットPCだ。 本製品は、「ポータブル性に優れ、スタイリッシュであらゆる場面でネットにつなげたい」というニーズを実現するために開発された製品とのことだ。

エントリーモデルは6万9,800円(税別)からと、12型のタブレットPCとしては価格が抑えられている。 また、低価格でありつつも、外出先でも十分に仕事での作業も可能な基本性能を備えている。

そんな「HUAWEI MateBook」をメーカーからお借りすることができたので、まずは外観をレポートしよう。

スマホ屋が作ったタブレットはスリムで軽量だ

「HUAWEI MateBook」の魅力は、スリムで軽量な点にある。 本体サイズは約 幅278.8×高さ194.1×厚さ6.9 mmと、A4サイズ(297×210mm)よりも小さい。 重さは約 640g。スマホの開発で培ってきた技術を取り入れているのだろう。 よくぞ、ここまでスリムで軽いボディを実現できたものだ。

一般向けモデルは、CPUとメモリー、ストレージ容量の違いで、3種類が用意されている。 ・Core m3-6Y30、メモリー4GB、SSD 128GB  6万9,800円(税別) ・Core m5-6Y54、メモリー4GB、SSD 128GB  9万8,800円(税別) ・Core m5-6Y54、メモリー8GB、SSD 256GB 10万9,800円(税別)

今回は、もっともコストパフォーマンスが高いエントリーモデル(Core m3-6Y30搭載機)をお借りした。

本体

早速、本体から見ていこう。

画面は12インチの液晶で、解像度は2,160×1,440ドットだ。 IPS液晶なので、横からでも画面を容易に認識できる。

カメラはフロントカメラ(インカメラ)のみで、500万画素のカメラを搭載した。 アウトカメラがないのは残念だが、ビデオチャットやテレビ会議、自分撮りには十分なカメラスペックだ。 外出先でのビデオチャットやテレビ会議でも不自由はないだろう。

背面を見ると、そこにはHUAWEIのロゴが見える。 素材はアルミニウム。手で触ると、ざらざらした質感を感じられる。 いわゆる「梨地加工」と呼ばれるものだ。

底面には、オプションの外付けキーボード「KeyboardDock」と接続するためのコネクタがある。 「KeyboardDock」とはマグネットで繋がるため、着脱が容易だ。

上面には、左に電源ボタン、左右にスピーカーが備わっている。

左側面には、イヤホンジャックが見える。

右側面には、USB 3.0 Typc-C(充電を兼ねる)、音量調節ボタン、指紋認証センサー(音量調節ボタンの中央)がある。 あらかじめ指紋を登録しておけば、指をあてるだけでWindowsにログインできるわけだ。

指紋認証センサーは、音量調節ボタンに挟まれている。 よく見ると、エッジ部分にはダイアモンドカット加工が施されており、シンプルながら高級感のあるデザインに仕上っている。

付属品は、ACアダプター、USB Type-C ケーブル、USB Type-C - Micro-USB変換ケーブル、Micro-USB - USB Type-A 変換アダプターだ。 充電は、付属のACアダプターとUSB Type-C ケーブルを接続して使用する。

外付けキーボード「HUAWEI MateBook Portfolio Keyboard」

オプションの「HUAWEI MateBook Portfolio Keyboard」は、1万4,800円(税別)。 「HUAWEI MateBook」と接続すれば、2in1PCとして使うことができる。

ハードウェアキーボードなので、ソフトウェアキーボードに比べて、シッカリとしたタッチ感がある。

「HUAWEI MateBook」に接続した状態で、コンパクトに折り畳める。 A4サイズが入るビジネス鞄であれば、難なく持ち歩くことが可能だ。

デジタイザペン「HUAWEI MatePen」

オプションのデジタイザペン「HUAWEI MatePen」は7,800円(税別)。 ファーウェイ用にカスタマイズされたワコム製のスタイラスペンだ。 2,048段階の筆圧検知が可能となっている。

拡張ドック「HUAWEI MateDock」

オプションの「HUAWEI MateDock」は9,800円(税別)。 「HUAWEI MateBook」のUSB 3.0 Typc-Cに接続して使用する。 USB 3.0 Typc-C、USB 3.0 Type-A×2、Gigabit Ethernet ポートが見える。

反対側には、HDMIポート、VGAポートが搭載されている。 これらを使って外部ディスプレイと接続できるわけだ。

「HUAWEI MateDock」は、付属のケースを使うことで、USB Type-C - Micro-USB変換ケーブル、Micro-USB - USB Type-A 変換アダプターも同時に収納できる。なかなか考えられたケースだ。

「HUAWEI MateDock」をケースに入れると、こんな感じだ。

まとめ

「HUAWEI MateBook」はHUAWEI 初のタブレットだが、外出先で仕事をこなすにも十分なタブレット環境を提供してくれる。

オプションの「HUAWEI MateBook Portfolio Keyboard」を購入すれば2in1PCとして使えるし、デジタイザペン「HUAWEI MatePen」や、各種ポートを追加できる「HUAWEI MateDock」を用意するなど、ユーザーの用途を考えて作られているのだ。

次回は、本製品を機能的な面からフォーカスし、実際の使用感についてレポートしよう。

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情報提供元: クチコミ.jp

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