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iPhoneに直結できるノイズキャンセリングイヤホン「REFLECT AWARE」とは?

2017-01-10 10:00:00

最新版のiPhone 7では、既存の3.5mmイヤホン端子がなくなった。 既存のイヤホンを使うためには、同梱の「Lightning-3.5mmヘッドフォンジャックアダプター」を利用しないとならない。

今後のiPhoneは、既存のイヤホン端子は搭載しない方向のようだ。 となると、イヤホンで音楽などを聴く場合、Bluetooth対応イヤホンか、Lightning接続のイヤホン、いずれかを選択しなければならないことになる。

Bluetooth対応イヤホンの場合、ワイヤレスで繋げる点がメリットだ。しかし、イヤホン本体にバッテリーと充電の手間が必要となる。 一方、Lightning端子のイヤホンは、ケーブル接続となるが、既存のイヤホン同様にバッテリーが不要なので、今後、対応製品が増えると予想される。

今回紹介する「REFLECT AWARE」は、ノイズキャンセル機能を備えたLightningコネクタに接続できるイヤホンだ。 大手オーディオブランド「JBL」の製品であるだけに、iPhoneユーザーの中には、気になる人も多いだろう。

そこで今回、メーカーさんからお借りして、性能をチェックしてみた。

Lightning端子に直結できるイヤホン

本製品は、iPhoneとの接続にLightningコネクタを採用したイヤホンだ。 ノイズキャンセリング機能を備えているが、電源はiPhoneやiPad、iPodから供給される。 他社のノイズキャンセリング機能を備えたイヤホンのように、充電したり乾電池を用意したりする必要はない。

ノイズキャンセリングの方式には、ハイブリッド式ノイズキャンセリングを採用している。 これは優れた消音性能と高音質の両立を実現したもので、騒音が気になる場所でもクリアで高品位なサウンドを楽しめる。

リモコンに搭載された4 ボタンは、 ・ノイズキャンセリングのON/OFF ・周囲の環境音の聞こえやすさ(アンビエントアウェア)の調整 ・音量調整 ・曲や通話の操作 となる。

アンビエントアウェアでは、環境音の聞こえやすさを ・High ・Medium ・Low  の三段階で調整できるため、駅や電車内でアナウンスを聞きたいときにも便利に使えるだろう。

スタビライザーとイヤチップは、それぞれS/M/L サイズの3種類が用意されている(※M サイズは装着済み)。自分の耳の大きさや形に合わせて調整ができるのは、うれしいところだ。

●スタビライザーとイヤチップを取り付けよう

本製品には、標準でM サイズのスタビライザーとイヤチップがセットされている。 もし、M サイズが自分の耳に合っていなければ、同梱のほかのサイズにセットし直すことができる。 最初からセットされているスタビライザーとイヤチップは、指で軽く引っ張るだけで取れるので、付け替えに戸惑うことはないだろう。

筆者はM サイズのスタビライザーとイヤチップで問題なく使用できた。耳に取り付けた際、違和感を覚える人は、イヤホンを回転させて耳にフィットさせるとよいだろう。

イヤチップのみだと何かの拍子に耳から外れてしまうこともあるが、スタビライザーのおかげでしっかりと固定されるのだ。さすが人間工学に基づき設計されているだけのことはあり、長時間の着用でも疲れにくく快適である。

●ノイズキャンセリングの性能は?

本製品を普通に使ってみた感想だが、イヤホンとしては、なかなか秀逸だ。 14.6mmの新開発ドライバーを採用したこともあり、騒音の多い場所でも、JBLならではのバランスの取れたクリアなサウンドを楽しめる。

本製品では、Apple Storeから専用アプリ「My JBL Headphone」をダウンロードして使用することで、ノイズキャンセル機能とイコライザ機能が利用できる。

「My JBL Headphone」を起動し、「NOISE CANCEL(ノイズキャンセル)」をONにすることで、ノイズキャンセル機能が有効になる。

AMBIENT AWARENESSは「周囲の環境音の聞こえやすさ」を変更するもので、 ・HIGH ・MEDIUM ・LOW ・OFF の4段階で調整可能だ。 この機能は、駅や電車内でアナウンスを聞きたい時などに、特に便利に使うことができる。 ただ切り換えるたびに、「アンビエント アウェア ミディアム」といった感じで、モードを音声で伝えるのは、個人的にはオフにしたいと感じた。

気になるノイズキャンセリング機能だが、電車やバスの中で音楽を聴いたり語学学習をしたりする際、ノイズキャンセリングをONにすることでノイズが大幅に軽減され、音量が小さくてもかなり聞きやすくなった。 逆に、静かな部屋などの場合は、ノイズキャンセルで発生されるノイズが気になるので、OFFにするといいだろう。

さて、本製品のもうひとつの特徴がイコライザ機能だ。 ・Jazz(ジャズ) ・Vocal(ボーカル) ・Bass(バス) 「Create New」を選択すると、オリジナルのイコライザ設定ができる。

Jazzは楽器の音が強調されるので、クラシック音楽全般を聴くときにもなかなかよい感じだ。Vocalはボーカルが強調されるので、歌手が歌う曲を聴くのによい。Bassは低音部が協調されるので、たとえば、バッハ「無伴奏チェロ組曲」のように低音が響く楽曲を聴くときに向いている。

本製品は、なかなか高品位の音が楽しめるイヤホンである。 iPhoneのLightningコネクタに直接接続できるので、手軽に使える。Bluetoothイヤホンのようにバッテリーを必要としないので、お手軽さも十分だ。

また、自分の耳に合わせてスタビライザーとイヤチップを選択できる点もよい。 ノイズキャンセル機能は、外出時に、かなり役に立ってくれるだろう。

主な仕様

製品名:REFLECT AWARE(リフレクト アウェア) タイプ:密閉ダイナミック型ノイズキャンセリング カラー:ブルー/ブラック/レッド/ティールグリーン カラー ユニット:14.6mm 周波数特性:10Hz ~ 22kHz 感度:97dB/mW インピーダンス:16Ω 入力プラグ:ライトニングコネクタ ケーブル:約1.2m 重量(本体のみ):約30g 付属品:スタビライザー(S/M/Lサイズ)※Mサイズ装着済み、イヤチップ(S/M/Lサイズ)※Mサイズ装着済み、キャリングケース 対応ビット数 / サンプリングレート:最大16bit / 48kHz 対応製品(Apple製品専用モデル):ライトニングコネクタを備えたiPhone、iPad、iPod製品 ※iPod nano第7世代はiOSでないため非対応

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情報提供元: クチコミ.jp

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