テレビや、エアコンなどのリビングにある家電の多くは、リモコンで操作する。手元で操作できて楽な反面、テーブルの上はリモコンだらけで、どのリモコンがどの家電のものなのか、判断しづらいなんていうこともあるだろう。できれば、操作するリモコンをひとつにまとめたいものだ。

株式会社リンクジャパンの「eRemote　mini」は、そうした「現代ならではの不便さ」を解消する製品だ。専用アプリとつなぐだけで、家電製品をスマートフォンから操作することができる。テレビのリモコンはなどと、悩む必要がなくなるかもしれない。

簡単操作で、家電製品をスマートフォンでコントロール

「eRemote　mini」の見た目は、コンパクトな円筒形のガジェット。「eRemote　mini」は、赤外線リモコンを使って操作するあらゆる家電製品に対応している高性能なガジェットなのだ。

「eRemote　mini」を設置しておくことで、部屋の中にある家電製品をスマートフォンから操作することができる。部屋の中にいるときはもちろん、外出先からでも家電を操作することができるのだ。帰宅した時に、部屋を快適な状態にするエアコンや加湿器などが、代表的な活用シーンとなるだろう。

操作方法は簡単で、 ・「eRemote　mini」本体を、電源に接続 ・スマートフォンに、無料の専用アプリ「e-Control」をインストール ・アプリを立ち上げ、「Wi-Fiパスワード」を入力し、「SET」をタッチ

以上で、設定は完了。1つのアプリで、複数の「eRemote　mini」を管理するも可能だ。

さらに、ジェスチャー機能を使えば、スマートフォンを振って照明を消したり、画面をフリックしてテレビチャンネルを変えたりもできる。

eSensorと連動で、自動で家電を制御

「eRemote　mini」は、関連製品となる「eSensor」と連動させることで、自動での家電の制御を行うことができる。

「eSensor」は、温度・湿度・照明・音・空気質のセンサーとなっている。たとえば、室温が高ければ「eSensor」がそれを感知し、連動する「eRemote　mini」が、エアコンを作動させて室温を下げる。部屋が乾燥していれば、それを感知して加湿器を作動させる、といったことが可能だ。

もちろん、一定の室温や湿度に保つように管理的な使い方をすることもできる。

自宅内にWi-Fi環境があれば使用できる「eRemote　mini」。「eSensor」と連動させて自動化し、快適な自宅内環境を過ごすもよし、スマートフォンで管理をしたいのなら、「eRemote　mini」単体でも十分に活躍するだろう。