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Moto Z Play は進化するスマホだ! 高性能と使い勝手を両立したミドルハイスペック

2017-03-28 10:00:00

Moto Zの良い点と使い勝手を両立

2016年秋冬に登場した、モトローラブランドの最新SIMロックフリースマホスマートフォン「Moto Z」シリーズ。 上位モデル「Moto Z」は、世界最薄ボディに、高性能SoCを採用、4GBという大容量メモリを搭載した、真の高性能スマホスマートフォンと言うべき存在だ。

Moto Modsによる機能の強化も可能で、性能を追求したため本体価格は8万円台半ばと、やや高い。 また、薄型化したことから本体のバッテリー容量が少ないという弱点もある。

「Moto Zほどの高性能は必要ないが、Moto Modsの拡張を楽しみたい人にもうってつけなのが、ミドルハイスペックという位置づけの「Moto Z Play」だ。

このモデルは、「Moto Z」と比較してSoCやディスプレイはワンランク下のものを採用しているものの、バッテリー容量の強化やカメラ画素数の向上など、「ただのミドルモデル」にとどまらない。

今回は、どのあたりが使いやすいのかチェックしてみよう。

●本体はやや重たいものの薄型化を実現。

「Moto Z Play」は、極薄の上位モデル「Moto Z」と比較すれば厚みが増すが、一般のスマホスマートフォンと比べても十分な薄型と言えるモデルに仕上がっている。厚みは6.99mm(カメラ部を除く)と、7mm未満という薄さなのだ。 ディスプレイはフルHD解像度の有機ELを採用しているため、メリハリのある写真や映像が楽しめる。

本体側面をチェックしてみよう。右側面には、電源/スリープキーが配置されている。 電源/スリープキーは小さいため、迷わず押すのには慣れが必要だと感じた。 なお、左側面には何もなく、シンプルな設計だ。

本体下部には、USB Type-Cスロットがあるほか、イヤホン端子も用意されている。「Moto Z」にはイヤホン端子が無いため、音楽をよく聞くユーザーにとっては「Moto Z Play」のほうが使い勝手が良さそうだ。 なお、イヤホンマイクとUSB Type-Cケーブルも同梱されるため、別途購入する必要はない。

本体上部には、SIMトレイが用意されている。 SIMは2枚まで挿入でき、電話の同時待ち受け(DSDS)に対応している。電話用SIMと、データ用SIMを同時に利用でき、効率の良い使いかたができそうだ。 また、SIMトレイにはmicroSDメモリーカードトレイもあり、同時にメモリーカードの装着も可能だ。

ディスプレイ下部には、「Moto Z」同様、指紋認証センサーが用意されている。 ボタンではないため、センサー部を押すことはできず、ホームキーなどは画面内のソフトキーを利用する。 このあたりは「Moto Z」と共通だ。

背面は、カメラと「Moto Mods」装着用の接点が用意されている。 カメラは1600万画素と「Moto Z」の1300万画素より画素数が向上している。 上位モデルと同様、レーザーオートフォーカスが搭載されており、AF速度はじゅうぶん速いと感じた。 レストランなど暗所撮影であっても、それほど困ることはないだろう。 LEDライトは2色2灯用意され、より自然な色合いでフラッシュ撮影ができるようになっている。

「Moto Z Play」にも、「Style Shell」という背面パネルが1枚付属する。これを取り付けることで、カメラ部の出っ張りはきにならなくなる。 また、このモデルもカメラやスピーカー、プロジェクターなど、拡張機能に対応しているため、別売の「Moto Mods」を購入することでスマホスマートフォンを「進化」させることが可能だ。

続いてソフトウェア面だが、こちらは極めてシンプル。 「Moto」と「Moto Mods」以外のアプリは、全てAndroid標準のものしか入っていない。 余計なプリインストールアプリが無いため、ミドルハイスペックのモデルであっても極めて快適な動作だった。

しかし、便利に使えるところはキチンと用意されており、 ・カメラアプリでのバーコードスキャン ・多彩なジェスチャー操作 ・指紋認証 ・音声操作 が利用できる。 プリインストールアプリこそ少ないものの、基幹部分はしっかりカスタマイズしているという印象を受けた。

「Moto Z Play」は、「Moto Z」と比較して厚く重くなったものの、 ・3510mAhという大容量バッテリーを搭載(Moto Zは2600mAh) ・イヤホン端子 ・カメラ画素数向上 ・microSDカード専用トレイの搭載 と、一概に下位モデルと言えないスマホスマートフォンに仕上がっている。

「Moto Mods」にも対応するほか、価格も5万円台と購入しやすいため、「世界最薄」や「最新の高性能SoC」に興味がなければ、「Moto Z Play」のほうが使い勝手が良さそうだ。

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情報提供元: クチコミ.jp

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