品薄が続く人気のレノボ「YOGA BOOK」!薄い、軽い、安い、3拍子揃った2 in 1 PC
2017-06-05 10:00:00
レノボが発売した2in1PC「YOGA BOOK」は、薄くて軽いPCを実現したモデルだ。
「YOGA BOOK」は画面を360度回転させるタイプの2in1PCだが、ボディが驚くほど薄いのが特徴。 厚さは9.6mmと、大学ノート2冊程度なのだ。重さも690gと非常に軽いため、携帯性にも優れている。
キーボードは、タッチ式のイルミネーションキーボードを採用する。キーボードを背面に回せば、ペンタブレットとして使える。 さらにスタイラスペンのペン先を、インクモジュールに切りかえることで、紙に書いたメモをデジタル化して保存すことまでできる。
これまでの2in1PCとは、まさに一線を画す画期的な2in1PCとも言えるだろう。
そんな「YOGA BOOK」をメーカーさんからお借りできたので、まずは外観からレポートしよう。
キーボードのフラット化で新たな付加価値が生まれた
「YOGA BOOK」を見た第一印象は、「とにかく薄い」ということだ。 これまで薄いと言われてきた2in1PCでも、ここまで薄い機種はなかった。
とくに画面を360度回転させるタイプの2in1PCの場合、キーボードがあるぶん、分離型に比べてタブレットスタイルでは、どうしても厚みが増してしまう課題があった。
しかし「YOGA BOOK」では、キーボードをフラットにすることで、タブレットスタイルでも薄型化を実現するとともに、新たなる付加価値を見出した。
付加価値というのは、キーボードを使わないときには、ペンタブとして使える。さらに紙を置けば、手書きのメモをデジタル化できるというものだ。 ライトアップキーボードなので、暗い場所でもキーを認識することができる。
実は、付属のリアルペンはワコムのデジタルペン技術を取り入れているのだ。 イラストや絵を描くにも、思い通りに扱えるだろう。
リアルペンのペン先をインク芯に交換すれば、紙に書いた内容が「YOGA BOOK」の画面で表示、保存することができる。 手書きのメモが簡単にデジタル化できるわけだ。 セミナーや講義の内容を紙にメモ書きすれば、その内容はいつでも「YOGA BOOK」でチェックできるわけだ。
さて、そんな「YOGA BOOK」の基本性能は、どうだろうか。 CPUはインテル Atom x5-Z8550 プロセッサー、メモリーは4GB、ストレージは64GBフラッシュメモリーを搭載する。 ハイエンドPCの高スペックではない、ミドルクラスPCの基本性能だ。 しかし、ネットブラウズや電子メールなど、移動中に持ち歩いても使えるPCとしては、十分な性能を備えている。
画面は10.1型ワイドIPSパネルで、解像度は1,920×1,200ドット(WUXGA)だ。フルHD(1,920×1,080ドット)よりも高解像度なのである。
「YOGA BOOK」は、液晶画面とキーボードをつなぐヒンジが優れものだ。 レノボ独自の特殊な技術を採用しており、360度どの位置でも画面を固定することができる。
インターフェイスについても触れておこう。 ワイヤレス環境としては、IEEE 802.11 ac/a/b/g/n ワイヤレスLAN (Wi-Fi1準拠)を搭載する。
左側面には、Micro USB 2.0ポート(OTG機能付き)、SIMスロット(LTE対応モデルのみ)、Micro HDMI出力ポートを備える。 Micro HDMI出力ポートを搭載しているので、TVディスプレイでもプレゼンを行うこともできるだろう。
右側面には、パワーボタン、ボリュームボタン、マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャックを備える。同ジャックは、Skypeなどのチャットアプリで便利に使えるだろう。
今回紹介した「YOGA BOOK」は、Windows版のモデルとなる。 直販価格は、 ・Wi-Fiモデル5万7,024円(税込・送料無料) ・LTE対応モデル 6万4,584円(税込・送料無料)
これだけの性能と、独自の機能の搭載ということを考えれば、コスパが高い製品と言って間違いはない。 品薄が続くほど、人気があるのも無理はないだろう。
次回は、実際に体験したレポートをお届けしよう。
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情報提供元: クチコミ.jp