予約制の絶品洋菓子「富士山カヌレ」が美味 / TIRPSE
2017-06-09 12:00:00
この記事に出てくるメニューの金額
- 富士山カヌレ 300円(税込)
今や日本人だけでなく、インバウンドにも熱狂的ファンが多い、富士山。日本のアイコンである世界遺産を模した「富士山カヌレ」をご存じですか?
World Restaurant50に選出した港区のフレンチが生みの親
このスイーツは見逃せません。てっぺんを真白に染めた「富士山カヌレ」は完全予約で、数量限定の希少なスイーツ。フランス伝統菓子に日本文化を掛け合わせた斬新なアイディアのスイーツを作り上げたのは、東京都港区白金台のモダンフレンチ「TIRPSE」です。
今回はスイーツの紹介なので詳しい紹介は省きますが、「TIRPSE」は素晴らしい料理が堪能できる名店です。「ここレストランなの?」と思える外観で、中に入ればラグジュアリー。まさに秘密にしておきたい有名店(矛盾した表現ですが…)。
芳醇な風味がたまらない、オトナのためのカヌレ
そもそもカヌレは、フランス南西部にあるボルドーの伝統菓子。「TIRPSE」のシェフが、それを独自のレシピで富士山カヌレへと昇華させました。「かりっ」「モチっ」と食感のコントラストのおフランスの味も、一流シェフにかかれば、極めて独創的なテイストに仕上がります。
表面の心地良いざらつき、一層目の微細なクリスピー感、そして内部のディープな濃厚さ、スイーツひとつで、ここまで多彩な魅力を秘めた富士山カヌレ。
カヌレのお供は濃いめのブラックコーヒーを推奨します。富士山カヌレのコクが際立つからです。
極めつけは、富士山カヌレの中心部。「柔らかい」という表現を通り越した、得も言えぬウエット感があま~い美味しさを導きます。
食材の点からも注目してみましょう。松本酒造の酒粕と黒木本店の焼酎「球」を使いオトナの夜にもぴったりです。頂に積もる雪の正体は、ホワイトチョコレートと酒粕のパウダー。チョコのコクと、酒粕の引き締まる独特な風味、これはハマる女子が多いのも頷けます。
前日までにFacebookから予約のこと
富士山カヌレ、食べたくなりましたか? 予約方法はとっても簡単です。富士山カヌレのFacebookページからメッセージで日時と個数を伝えたら、スタッフからの返信をしばし待ちましょう。受け取りはレストランのオープン前1時間のみ可能。指定した日の17~18時の間に受け取りに行きます。
急な予約よりも、数日前から予約したほうが安心でしょう。それに、生地は寝かせたほうが美味しくなるそうなので、急な予約より余裕をもって予約したほうが美味しくなるかもしれません。私の感覚では、1週間前には予約しておきたいところ。どんなに遅くとも3日前には連絡すべきでしょう。
日本の粋がギュッとつまったオリジナルのカヌレ、自分へのご褒美はもちろん、手みやげにも喜ばれること間違いなしですね。
- 店名
- TIRPSE
- 住所
- 東京都港区白金台5-4-7 BARBIZON25 / 1階
- 営業時間
- 12:00~13:00,18:00~20:30
- 定休日
- 日曜(一度の月曜を合わせて月5回)
<記者プロフィール>
日本のみならず、全世界の「おいしいもの」を求めて食べ歩くグルメ担当記者。実際にお店に出向いて食べ、撮影した料理しか記事にしないのがポリシー。美味しかった料理、興味深かった料理、心に残った料理しか記事にしないため、記者としてコスパがとことん悪いのが難点。
関連記事
- 三軒茶屋のデザートでほっと安らぐひととき/ カフェマメヒコ
- ビーフ、ポーク、チキンがたっぷりはいった 極上欧風カレーとは!?
- ゲウチャイ新宿店/聞いたことがない料理「クンチュアナンプラー」が絶品で幸せ
- 日本酒/女性向けなスタイリッシュ隠れ家店「赤星とくまがい」
- 女子一人でもゆっくり楽しめる穴場居酒屋の夜ごはん / 鳥新
情報提供元: michill (ミチル)