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顔認証で高いセキュリティ!メインマシンで使える2in1PC「dynabook V82」体験レポ

2017-08-29 10:00:00

東芝「dynabook V82/B」は、高い基本性能を備えた2in1PCだ。画面が360度回転する機構によって、1台でタブレットとしてもノートPCとしても使用できる。

どこにでも手軽に持ち歩ける2in1PCであるだけに、セキュリティ面が気になる人もいるだろう。本製品は、指紋認証のほかに、顔認証の機能も備えており、セキュリティへの配慮の抜かりがない。

前回は外観レポをお届けしたので、今回はベンチマークによるパフォーマンスチェックやセキュリティ、独自アプリの使い勝手についてレポートしよう。

ハイエンドモデルの実力は?

本製品は、dynabook Vシリーズのハイエンドモデルにあたる。外観レポで高スペックであることは理解できたが、実際のパフォーマンスが気になる人も多いだろう。

そこでWindowsの標準ベンチマーク「エクスペリエンス インデックス」を使用して、パフォーマンスを測定してみた。同ベンチマークはWindows 8.1以降で表示されなくなったが、コマンド自体は残っているので、コマンドプロンプトで実行した。

dynabook V82/B 型番:PV82BMP-NJA CPU:Core i7-7500U(2.7 GHz/最大3.5 GHz) メモリー:8GB ストレージ:512GB SSD

SZ5 プレミアムモデル 型番:CF-SZ5ZFRQP CPU:Core i7-6500U(2.50 GHz/最大3.10 GHz) メモリー:8GB ストレージ:256 GB SSD

結果を見れば明らかだが、SZ5 プレミアムモデル(初期モデル)と比較して、本製品は全体的に5%ほど高速である。数値的には、ビジネスユースで十分過ぎるパフォーマンスを持っていることがわかった。

次に3Dゲームでも耐えうるグラフィック処理性能であるか否かチェックするために、「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド ベンチマーク」を使用して、処理能力を測定してみた。

dynabook V82/B

SZ5 プレミアムモデル

測定結果を見ると、本製品はSZ5 プレミアムモデルに比べて、約1.2倍のパフォーマンスだ。評価的には、「やや快適」なので、よほどハードな3Dゲームでなければ、快適にプレイできるだろう。

情報漏洩に備える!2つの生体認証

昨今、情報漏洩がしばしばニュースにあがっている。どこにでも持ち歩けるからこそ、セキュリティには万全を期したいだろう。Windowsのログインでよく使われるパスワードやピンコードは、誰かに知られてしまえば簡単に破られてしまう。たとえば、ログイン時、誰かに画面を覗かれたら一発だ。

しかし、生体認証であれば、本人以外の人間がログインするのは困難だ。本製品では、2つの生体認証を備えている。

「指紋認証」 ひとつは「指紋認証」だ。指紋は絶対に偽造できないとは言えないが、一般の人が成りすますことはまず困難なので、高いセキュリティと言える。セキュリティを重視する配慮から、スマートフォンやパソコンに多く採用されているので、ご存じの方も多いだろう。

「顔認証」 もうひとつは「顔認証」だ。指紋認証と同様に、あらかじめ自分の顔を登録しておけば、カメラに顔を認識させるだけでWindowsにログインできる。

実際に顔認証を使用してみると、Windowsへのログインが非常に簡単だ。カメラをとくに意識しなくても、画面に向かえば、自動的にログインしてくれる。指紋認証よりもお手軽で、使い勝手がよい。

使い勝手のよい独自アプリを搭載

東芝オリジナルのアプリも大きな魅力のひとつだ。ここでは、代表的なアプリをいくつかピックアップして紹介しよう。

「TruNote」 デジタイザーペンを使用して紙に書くのと同じ感覚で、手書きの情報を記録できる。太く強調したり、色分けもできるため、あとから見やすい。文字やマークをノート内で検索する機能も備える。

「TruCapture」 カメラで目の前にある情報を記録して「TruNote」に貼りつければ、そのまま手書きでメモすることができる。プリントの資料だけでなく、ホワイトボードの情報を記録することも可能だ。

「TruNote Clip」 ネットブラウズしていて気になる情報があれば、「TruNote Clip」を使用してクリッピングできる。必要な部分だけ切り取れるので、「TruNote」に貼りつけて資料を作成するときにも便利に使える。

「TruRecorder」 いわゆるボイスレコーダーだ。筆者は普段、小型のICレコーダーを使用しているので、正直な話、2in1PCでの録音に少し抵抗があった。しかし、「TruNote」を使用しながらの録音が可能なので、これはこれで使いやすい。音声を分析して話者を識別できるので、あとで議事録をまとめるにも重宝しそうだ。

「dynabook V82/B」はdynabook Vシリーズのハイエンドモデルだけあり、2in1PCとしては高性能なモデルだ。数値的にはビジネスだけでなく、3Dゲームも快適に遊べるだろう。

セキュリティもしっかりしており、独自アプリも使いやすい。仕事で使う2in1PCとしても、最適な製品と言える。

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情報提供元: クチコミ.jp

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