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松本家のパパはお笑い芸人-ミニ公演?!-

2017-11-03 17:00:00

皆さんこんにちは。瀬里菜です!
日テレの「深イイ話」にまた出演させていただいたんですが、今回、私についたキャッチコピーはなんと『鬼ママ』。
怒ってばかりいるからですよね。鬼ママと言われることは、面白いから全然OKなんですけど、ときには怒ることも私は大事だと思うんです。喜怒哀楽のすべてが大事。笑うことも、泣くことも、楽しいことも大切だと思うんですね。
季節は秋。今年の秋は、いろんなことを感じて、小さな感動のある毎日にしたいですね。

少し前のことですが、私に一本の電話がかかってきたんです。
「瀬里菜さん、園児たちの前でなにかできませんか?」
電話をかけてきたのは、ここちゃんが通っていた幼稚園の園長先生。毎月のお誕生日会で催し物をするんですけど、そこで私に何かしてもらえないかというお話でした。

正直、びっくりしましたが、声をかけて下さるだけでも嬉しいこと。それに、子供たちと触れ合うなんてすごく楽しそうでもあるので、思い切って引き受けることにしました。

私になにができるのだろう。考えたら、浮かんでくるのはやっぱり、歌とダンスとタップでした。子役の頃から出演していたミュージカルなどでけっこう鍛えられましたからね。とくにタップダンスは、初めて見る子供たちがほとんどなので、良い刺激になるのかなとも思いました。

やることが決まったのでさっそくパパに相談。パパは舞台やイベントでの経験が豊富だから、構成や演出、曲選びなどでほんとに頼りになるんです。でも…。

「分かった! いくつかアイデア出すよ!」
と言ってから3日経過。少し不安になり「なにかいいアイデアある?」と聞くと、
「大丈夫! 出すよ!」
と、1週間経過。
「あの…アイデアがないなら自分で決めるから」
「あるある! 出すよ!」

もうっ!いつになったら出してくれるの!ほんといつもギリギリなんですから。頭には入れてあるからと言うけど私はあなたじゃないんで…。

パパはああ見えて舞台役者としての評価は高く、やれちゃう人なんですよね。お笑いのほうでも、最近はピンでもネタをやっているんだけど、そのネタも当日作っているんです。というよりライブの直前に作って、大慌てで家を出て、着いたらポンっと舞台に上がってるんです。

私は、プランを立てて稽古を積んで、準備を整えてから出るタイプなんで、信じられないですよね。そんなやり方で大丈夫なのかなと思い、家に来た後輩芸人さんに聞いてみると、「嘘じゃなく、めちゃめちゃうけてますよ」って言うんですよね。これまた信じられなかったんですけど(失礼!)、ライブから帰ってくると機嫌は良さそうなので本当かもしれませんね。

て、パパのことはどうでもいいんです。
結局、少し余裕を持ってアイデアを出してくれたので、私の案と照らし合わせて曲目や順番を決めました。

①歌:やさしさに包まれたなら
②ダンス:おどるポンポコリン(e-girlsさんのダンスをアレンジ)
③タップ:トライ・エヴリシング

 よし、と気合を入れて家で稽古をはじめたんですが、ありかくんが一緒になって踊るので、なかなかみっちりとはいきませんでしたね。最初は楽しそうにケラケラ笑いながら踊っていたありかくんも、テンションが上がるにつれ、どんどん激しくなって、ガンガン私にぶつかってきましたからね。もう、戦いでしたね。

本番では、ここちゃんが教わっているピアノの先生にお願いし、ピアノの生伴奏もつきました。パパもMCをやってくれたので、ちょっと本格的なミニ公演みたいでした。

それにしてもパパのMCは必見でしたね。今まで見たこともないアフロのズラをかぶって、自分のこと以上にはりきっていましたからね。そのエネルギーを自分のことに向けてほしいんですけどね。でも子供たちの心を一瞬でつかんで場を盛り上げてくれたし感謝です。

園児たちの反応も面白かったですね。歌はしっかりと聞いてくれて、ダンスは手拍子をしてノリノリ、そしてタップダンス! 初めてみるタップにみんな興味深々、身を乗り出し目をキラキラさせながら見てくれていました。

子供たちも大喜び、先生方もノリノリ、父兄の方にも喜んでもらえて、自分でいうのも恥ずかしいのですが、ミニ公演は大成功でした。
貴重な時間を使わせてくれた園長先生と園の皆さんに感謝いたします。園のみんなも、ありがとうね。


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情報提供元: michill (ミチル)

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