夫婦喧嘩を減らす心地いい収納とルール作り
2017-11-06 07:00:00
いつもの場所にトレーを置くだけ!
帰ってくるとポケットの中の財布や鍵、腕時計などをダイニングテーブルに無造作に置く夫。
私が「テーブルの上に置かないで!」とうるさく言ったところで、夫にとってそこが一番自然な置き場所ならそう簡単に聞き入れてはくれません。たとえ別のところに置き場所を作っても動線に無理があれば結局定着しないのです。
だからと言ってこのままではただ平面があるからそこに置いただけのまとまりのない状態に見えてしまいます。
そこでおすすめなのが、その場所にトレーを置いて「専用の場所」にしてしまうこと。
夫のいつもの動線に沿った形ならすぐに定着しますし、妻側も「ここがその置き場所」と決まれば意外とすんなり受け入れられてしまうんです。
トレーはジャストサイズを選びましょう
ほら、トレーに入れただけで散らかった印象が消えていませんか?
さて、このトレー選びにはポイントが1つあります。それは….
「絶対に必要以上に大きい入れ物を用意しないこと!」
いつもその場所に置かれているものだけが入るピッタリサイズを選びましょう。
余裕のある大きめの入れ物を用意してしまうとどんどんものが増え、溢れかえってしまいます。
こちらが折れたように見せかけて、そこは妻側でコントロールしちゃいましょう!
歩み寄りのルール作り
こちらは実際の我が家の平日夜の状態です。テーブルの上のトレーはすぐ隣の棚に移動して定着しました。
次はテーブルの下にドサッと置かれた鞄。必要なものを取り出したならさっさと片付けてほしいものです。
ここからたった数歩先のリビングクローゼットに仕舞う場所を作ってありますが、大抵帰ってきて一旦ここに置いたらずっとそのままです。1階の玄関から2階のここまでの間に、クローゼットもあるんですけどね。
「朝自分が出勤したら無くなるものだし、寝ている間は見ないのだからこれぐらい勘弁してほしい。」というのが夫の言い分。
そう言われれば、平日ここの鞄が気になるのは夫が帰ってきてから寝るまでのたった数時間の間だけ。
そこでお互いに歩み寄り、「平日はOK!週末は必ず仕舞う!」ルールができました。
それ以来、あんなにも気になっていた「床に置きっぱなしの鞄」が(平日限定で)気にならなくなりました。
もともとテーブルの下で邪魔にならない場所だったこともありますが、お互いに歩み寄り、ルール化して前提が変わったことで私が気分的に割り切ることができた気がします。夫も自分の希望がある程度認められたので、週末は早めに片付けてくれるようになりました。
収納にしても、ルールにしても、人の行動を変えるより前提(収納・ルール)を人に合わせて変えてしまう方が受け入れやすく、早く定着します。もしそのアイデアがうまく機能しなければ、どこかに小さな不便が隠れているはず!
相手と一緒にもう一度「今度は何が原因だろう?」と探るのも1つの楽しみです。
相手へのイライラを、新しい収納を考える楽しみや妥協点の探り合いに変えて前向きに捉えられるようになりますよ。
トライ&エラーを繰り返しながら、一歩ずつ家族みんなにとって心地いい暮らしに近づいていけるといいですよね。
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情報提供元: michill (ミチル)