インフルエンザ対策にも!今の時期こそ気をつけたい換気の重要性
2018-01-19 18:00:00
基本!換気の意味とは?
気密性や断熱性の高い家は空気の汚れがこもりがちです。
水回りの湿気はカビの活動を招く原因ともなり、家を痛める要因となります。
また、この時期に多い結露は室内の湿気が飽和状態になって発生する現象で、カビの原因にもなり、健康への悪影響もあります。
こうした現象にも換気は大変効果的で、住んでいる私たちと家の健康のためにも換気は重要となってくるのです。
換気には驚く効果がたくさん!
①除塵、ハウスダストを除去
私たちが吸っている空気中には、ほこりも混じっており、その中には目には見えない有害な雑菌が付着していることも少なくはありません。
またハウスダストとは室内で漂っている塵のことです。
ハウスダストの中にはアレルギー物質も含まれており体調不良の原因にもなります。
そこで、換気をして新鮮な空気に入れ換え、室内の塵埃を追い出すことで、ハウスダスト除去(除塵)の効果が期待できます。
②シックハウス症候群を防ぐ
シックハウス症候群とは、新築の家でよく発生するもので、倦怠感、めまい、頭痛、喉の痛み、呼吸器疾患などの症状が現れます。
主に、建材や家具に使われているホルムアルデヒドなどの化学物質が空気中に揮発し、それを吸い込むことで引き起こされます。
化学物質だけではなく、カビなどが原因で空気が汚染されて引き起こされることもあります。
そこで、換気を行うことでシックハウス症候群の原因となる汚染された空気を新鮮な空気と入れ換えることで防ぐことができます。
③脱臭効果
多くの人が換気を行う目的はこの脱臭効果ではないでしょうか。
窓を開けて外の新鮮な空気と入れ換えれば、部屋にたまっていた嫌な臭いがなくなり、快適な空間に変わります。
④除湿効果
水回りの湿気や結露はカビの発生や壁・床などの家の痛みの原因につながり、住んでいる人の健康状態にも悪影響を及ぼします。
こうした問題は換気によって取り除くことができます。
⑤ダニ、カビを抑える
ダニやカビは、よどみ汚れた空気が大好きです。
そのため換気をせずそのままでいると増殖していく原因となります。
換気をして新鮮な空気に入れ換えることで、ダニやカビの発生を抑えることができます。
そしてダニやカビを減らすことができれば、ハウスダストやシックハウス症候群を抑えることにもつながります。
効率の良い換気のやり方
①空気の流れ道を作る
1箇所だけ窓を開けていても換気の役割はほとんど果たされません。
そこで、空気を入れるための入り口と空気が出るための出口の最低2箇所を作れば、基本的にはうまく換気ができます。
窓を開けたら、その対角線上にある窓を開けると効果的で、さらに両方の窓がまっすぐ対面していればより効果的です。
②開けた全ての窓を全開にしない
開けた窓すべて全開にすると、換気の効果が薄くなってしまいます。
そこで、空気の入り口となる窓を5〜15cmほど開け、出口となる方の窓を全開にすると、効率よく換気することができます。
入り口の窓が狭いとその分空気が入ってきやすくなり、逆に出口が広いとその分空気が出て行きやすくなるためです。
③空気が流れにくい場所には扇風機などを使う
どうしても家の構造上、空気が流れにくい場合は扇風機やサーキュレーターなどをうまく使い、空気の流れを補助してあげると効果的です。
換気に必要な時間と頻度はどのくらい?
理想を言えば30〜40分と言われていますが、これはなかなか現実的ではなく、夏はせっかく冷やした空間が暖まってしまい、冬はせっかく暖めた空間が冷めてしまいます。
一般的な6〜8畳の部屋であれば5分程度窓を開けて換気をすれば、部屋全体のほとんどの空気が入れ換わります。
また、頻度は理想として2時間に1回程度ですが、最低1日1回程度で十分です。
これくらいの時間と頻度であれば実践しやすいですよね。
最後に
換気は私たちの体と家の健康を維持するのにとても大切な役割を果たしています。
寒いから、暑いからと言って換気を怠るとトラブルとなって跳ね返ってくる原因となります。
1日5分!少しでも窓を開けて換気をしてみると、今まで不調に感じていたことがスッと消えるかもしれません。
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情報提供元: michill (ミチル)