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季節の変わり目…肌の“気になる”を解決するセルフケアはコレ!

2018-04-09 11:00:00

この記事を試すのにかかる時間

  • ツボ押し1ヶ所につき、30秒~1分程度

まだまだ油断できないお肌の乾燥

こんにちは。

六本木の美容鍼灸サロン、コスメティックミューズの木村瞳です。
今回は、乾燥肌に効果的なツボを使ったセルフケアについてご紹介します。

だんだん暖かい日が増えてきた3月。
春めいてきた気候のおかげで、なんだか気持ちまで軽くなりますよね。

スキンケアコスメを使用感の軽い春モノに変えたくなってきた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

しかし、そんな気分とは裏腹に、まだまだお肌が乾燥しやすいのも3月。
油断せず、しっかりと乾燥対策をしていきましょう。

さて、そのお肌の乾燥の原因。
東洋医学的にみると、いくつか種類があります。

陰虚(いんきょ)タイプの乾燥肌

・ほおが赤くなりやすい
・夜に手足がほてる
・寝汗をかきやすい
・舌が赤い

こんな方は、「陰虚(いんきょ)」が原因の乾燥肌。

人の体を巡っている「陰」と「陽」いう気は、本来ちょうどいいバランスが保たれていなければならないもの。しかし、陰虚の方は、陰の気が少なくなっていることにより、体の中に熱がたまって肌が乾燥しやすくなります。

陰虚タイプの方におすすめのツボはこちら。

三陰交(さんいんこう)

内くるぶしの指4本分上。

血虚(けっきょ)タイプの乾燥肌

・顔色が白、または黄色っぽい
・貧血気味
・爪の色が白っぽい
・めまいが起こりやすい

こんな方は、「血虚(けっきょ)」が原因の乾燥肌です。
栄養を全身に送る血が足りなくなり、栄養不足になっているため、肌も乾燥してしまうのがこのタイプ。

血虚タイプの方におすすめのツボはこちら。

血海(けっかい)

ひざを伸ばした状態で、内ひざのお皿から指3本分上。

津液(しんえき)不足タイプの乾燥肌

・唇や口の中が乾きやすい
・便秘がち
・髪がパサパサしている
・長時間トイレに行かなくても平気だ

こんな方は、「津液(しんえき)不足」が原因の乾燥肌です。

「津液」という体の中の水分は、脾と胃という臓器で消化・吸収された栄養から作られています。したがって、食事の量が少なかったり、栄養が偏った食生活をしていたりすると、津液が作られなくなり、肌も乾燥してしまいます。

津液不足タイプの方におすすめのツボはこちら。

復溜(ふくりゅう)

内くるぶしとアキレス腱の間のへこみから指3本分上。

ツボの押し方

どのツボも、痛気持ちいいくらいの強さで、5秒×5~10回程度押してみてください。

いまいち場所がわからない、という方は、ちょっと位置をずらしてみたり、まっすぐ下に押すのではなく、骨に向かって押すなど、押し方を変えてみるとわかりやすいかもしれません。

また、写真は片方だけですが、左右両方同じ位置にありますので、両方とも押しましょう。

普段の食事にも気をつけてみて

東洋医学的な視点からみる乾燥肌は、栄養が不足することによって、血や津液が作られなくなることが原因のひとつと言われています。

太ることを気にしてあまり食べなかったり、好きなものばかりを食べていたりするせいで、肌が乾燥していることも考えられますので、「保湿力の高い化粧水を使っても肌が乾燥する」という方は、スキンケアだけでなく、普段の食事の量や栄養バランスにも注意してみてくださいね。


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情報提供元: michill (ミチル)

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