HUAWEI GR5は大画面の格安スマホの決定版か? 気になる性能・機能をチェック
2016-10-30 19:00:00
「HUAWEI GR5」は3万円台で入手できる普及モデルのSIMフリースマホである。 しかし、5.5インチ大画面に、十分な動作速度、操作性を実現しており、スマホとしての実用性も高く、デザイン的にも優れている。
前回の本体レポでは、とても3万円台とは思えない高級感あふれるボディであることが、おわかりいただけただろう。 そこで今回は、「HUAWEI GR5」の実際の実用性や高性能な機能をレポートしよう。
パフォーマンスをチェック
「HUAWEI GR5」のパフォーマンスをチェックするために、スマホの性能をスコアで評価できるアプリ「AnTuTu BenchMark V6.1.4」を用いて、ベンチマークテストを実行してみた。
結果は「39607」と、まずますの数値だ。
iPhone 5sには及ばないが、それでも上位30位以内にランキングされている。 3万円台のスマホとしては、なかなか健闘している。
ただ3Dの数値は「5393」と低いことから、3Dゲームにあまり向かないことがわかった。 ちなみに、iPhone 6s Plusの3Dの数値は「39175」だ。
片手操作をサポートする独自UI「ワンハンドレイアウト」
「HUAWEI GR5」は、OSにAndroid 5.1 Lollipopを採用し、ファーウェイ独自のユーザーインターフェース(UI)「Emotion UI 3.1」を搭載している。
「HUAWEI GR5」は、画面が5.5インチと大きいぶん、ボディも大きい。 片手で操作しにくいと思う人も多いだろう。そうした人は、「ワンハンドレイアウト」を設定しておけばよい。
「ワンハンドレイアウト」はナビゲーションバー上で指を左右にスライドさせると、画面が下側または左右いずれかに配置され、片手による操作を向上させるというものだ。
「ワンハンドレイアウト」を利用すれば、片手で操作ができる。
ナビゲーションバーのボタンを、カスタマイズできるのも、「HUAWEI GR5」のメリットだ。 たとえば、ユーザーの好みで「戻る」ボタンの左右を入れ替えられるわけだ。
1300万画素のカメラ性能をチェック
スマホを選ぶうえで、カメラ機能は、もっとも気になるポイントの一つだ。 とくにLINEやInstagram、Pinterestを利用している人の中には、カメラの性能にこだわりを持っている人も多いのではないだろうか。
「HUAWEI GR5」は、メインが1300万画素(開口部F2.0/AF/BSI)、インが500万画素(開口部F2.4/FF/BSI)のカメラを搭載している。画素数のみを見れば、コンデジ並みの性能を備えている。
では、実際のカメラ性能は、どうなのか?
実際に、公園で撮影を行ってみた。
「HUAWEI GR5」は3万円台のSIMフリースマホとしては、十分に実用性が高く、性能も申し分ないモデルだ。 3Dゲームにはあまり向かないが、普段使いのスマホとしては十分過ぎるパフォーマンスを備えている。 5.5インチ画面で見やすく、片手操作も独自UI「ワンハンドレイアウト」で可能、一眼レフのようにボケが楽しめるカメラなど、日常生活でのスマホ活用が楽しくなる機能も満載で、コストパフォーマンスが高いスマホといえるだろう。
3万円台で、大画面のSIMフリースマホを探している人には、コスパの高さから選択肢のひとつに加えておきたいモデルだ。
■スペック 「HUAWEI GR5」OS Android 5.1 Lollipop / Emotion UI 3.1 CPU Qualcomm MSM8939 オクタコア(4x1.5GHz+4x1.2GHz) メモリー(RAM) RAM:2GB / ROM:16GB / Micro-SDスロット(最大128GB) ディスプレイ 約5.5インチ FHD(1920×1080ドット)、 IPS液晶 カメラ メイン 1300万画素(開口部F2.0/AF/BSI) イン 500万画素(開口部F2.4/FF/BSI) バッテリー 容量3000 mAh(一体型) 本体サイズ 151.3×76.3×8.15mm 重さ 158g
関連記事
情報提供元: クチコミ.jp