オリンパス STYLUS TG-870 Tough 21mmは広角レンズと自撮り機能で充実の全部入り
2016-11-04 19:00:00
オリンパスのTough(タフ)シリーズの中でもカジュアル性のある実力派モデル「STYLUS TG-870 Tough」(以下、TG-870)は、防水・防塵・耐衝撃性能を強化しつつ、コンパクトデジカメに求められる機能を盛り込んだ全部入りとも言うべきモデルだ。今回はTG-870の主なスペックと外観を紹介していく。
TG-870の主なスペックは、有効画素数1600万画素 1/2.3型CMOSセンサー、35mm判換算21-105mm F3.5-5.7 光学5倍ズーム、レンズシフト式手ブレ補正、最短撮影距離0.1m、スーパーマクロ時0.01m~0.1m、ISO感度125~6400、シャッタースピード 1/2~1/2000秒(夜景モード最長4秒)、アスペクト4:3、3:2、16:9、1:1、動画撮影1080 60P(1920×1080ドット)、1080P、ハイスピードムービー640×480ドット/854×480ドット 120fps、480×360ドット/640×360ドット 240fps、UHS-I 128GB SDXCカード対応、内蔵メモリー37MB、3.0型TFTカラー液晶・可動式、防水IPX8相当、防塵IP6X相当、リチウムイオン電池LI-50Bで約300枚撮影可能など。
サイズは幅112.9mm × 高さ64.1mm × 厚さ27.6mm、重さ221g(電池、カード含む)で、コンパクトデジカメとしては大きく感じるが、見た目よりも軽くて取り回しが良い。
外観は、前面がラウンドした柔らかい印象で威圧感がない。上面には、ズームレバー、シャッターボタン、電源ボタンがある。GPSも搭載しているが、GPSアンテナをあまり主張していないところもシンプルで良い。
背面には、3.0型液晶モニターと、録画ボタン、撮影モードダイヤル、方向キーなどがある。撮影モードダイヤルは、コンパクトデジカメでお馴染みの「iAUTO」や「SCN」などがならび、撮影のバリエーションを広げることができる「アートフィルター」もダイヤルで呼び出せる。
また、本機をアクションカムのように使うための「スポーツ」モードがあり、滑らかな1080 60pの動画撮影が可能だ。この機能と合わせてユニークなのが、通常は底部にある三脚用のネジが、左側面(この写真で)にも三脚用のネジがある。固定用のアームなど自由なレイアウトが組めるようになっている。
可動式の液晶モニターは、ローポジションでの撮影が可能なほか、180°開いた状態での自撮りも可能だ。自撮りの際には、前面の「OLYMPUS」ロゴの下にある緑の「フェイスボタン」をシャッターボタンにして撮影することもできる。このボタンは、LEDライトのスイッチなどに割り当てることも可能だ。
レバーとロックスイッチでしっかりと保護されているカバーを開くと、中にはバッテリーとSDカードスロット、充電用のUSB端子、HDMI出力端子がある。カバーは片面を軸に大きく開くため充電時は安定したスペースを確保し、カバーが破損しないように気を付けたいところ。
ボディーカラーは、写真の鮮やかな「グリーン」のほかに、よりシンプルな印象の「ホワイト」がある。
TG-870は、ダイレクトに機能を呼び出せるモードダイヤルと、自撮りがしやすい可動式の液晶モニターと前面のフェイスボタン、そして21mmの広角レンズがオススメポイントだ。
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情報提供元: クチコミ.jp