家事の効率はもっとアップする!「食器の整理収納法」を片づけのプロが教えます!
2021-08-05 11:00:00
1.整理する(要るもの・要らないものに分ける)
食器棚の中で、「毎日のように頻繁に使う食器」と「年に数回しか出番のない食器」、あるいは「まったく使っていない食器」が混在していませんか?
食器棚を使いやすくするにはまず、「整理」が大切なファーストステップです。
整理の方法は、持っている食器を全て出して、要るもの・要らないものに分けていきます。
一度に全て出すのが大変!という場合は、グラス・カップ&ソーサー・取り皿・大皿など、種類ごとに出して少しずつ整理を進めてみて下さい。
出すことによって、持っている食器の全体量を把握でき、用途が重複しているものやほとんど使っていないものが見つかるようになります。とはいえ、大小さまざまで使う頻度も違う食器はなかなか捨てがたいもの。
そこで、私が日ごろ意識している「食器を手放すポイント6点」お伝えします。
1.ヒビ・欠けがあるもの
2.長年使い続けて傷が多いもの
3.デザインが好きではないもの
4.1年以上出番がないもの
5.使い勝手が良くないもの
6.セットの食器が割れてしまい半端に残っているもの
このような食器は処分の対象として、整理を進めています。
手放すのが辛いという方は、「好きなもの、使っているものを選ぶ」ことに意識を向けてみて下さいね。
2.使う頻度に分ける
整理が終わったら、次は食器を「使う頻度別」に分けていきます。
毎日のように使う食器もあれば、来客時にしか使わない食器もありますよね。使いやすい食器棚にするには、使う頻度に合わせて収めることが大切です。
・毎日~1週間に1回
・月に1回
・年に1回
など、使う頻度に合わせて食器を分類してみましょう。
3.使いやすく収納する
次に、使いやすく収納していきます。使う頻度の高い食器をいちばん取り出しやすい中段へ収めていきます。
食器棚の扉が引き戸なら「端」、開き戸なら「真ん中」に。引き出しなら「手前」に収めることで、扉あるいは引き出しを少し開けるだけで、使う頻度の高い食器をサッと取り出せるようになります。
使う頻度の低い食器は、下段あるいは上段に収めていきましょう。
その際には、食器をケースやカゴに収める方法があります。
ケースやカゴを引き出すだけで奥の物が取り出しやすくなるメリットがあります。
また、種類や形の違う食器を何枚も重ねていませんか?これでは使いたい食器を取り出すまでがひと苦労です。
重ねるのはできるだけ同じ種類だけに。コの字ラックを使う、または棚板で細かく仕切るなど、食器の重なりを少なくすると、1枚1枚が取り出しやすくなります。
食器棚は、両手が入るくらいのゆとりがあると、使い勝手が格段に良くなります。スペースに対して8割ほどの収納量を心がけてみてください。
4.家事動線を意識した収納の工夫
更に、キッチンでの動線に合わせて食器を収納すると、家事効率がアップします!
例えば、炊飯器の上には茶碗を。
コンロでお味噌汁やスープを作るため、汁椀はコンロの近くに。
炒めものなどは大皿に盛りつけることが多いので、大皿もコンロから振り返れば取り出せる位置に収納。また、ダイニングで使うことの多い取り皿は、ダイニング寄りの位置に収納すると便利になります。
キッチンでの動作が最小限で済ませられるように食器を収納してみてくださいね。
いかがでしたか?使う頻度と、家事動線に合わせた食器収納をご紹介しました。
料理は毎日続くもの。大好きな食器を選び、使いやすく配置をするとキッチンに立つのが楽しくなりますよ!ぜひ試してみてください。
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情報提供元: michill (ミチル)