ポメラ5年振りの新機種「DM200」は、スマホ時代でも究極の電子文具
2016-11-16 17:00:00
ポメラに5年ぶりの新機種が登場した。
ポメラは、文具メーカーの「キングジム」を代表する、文章を書くことに特化したデバイスとして、根強い人気を維持している。
スマホ時代の今は、卒業論文をフリック入力で書いてしまう大学生が存在する。 しかし、そのなかにあってキーボードによるテキスト入力に特化したポメラは、拘りの電子文具といえる。
DM100からの正統進化
今回の紹介する製品「DM200」は、外観を大きく変化させることなく、前作のDM100から確実に進化している。
本体サイズは DM100が、W263×D118.5×H24.6mm DM200は、W263×D120×H18mm
多少の変化はあるものの横幅はキープされており、膝の上でタイプが可能なDM100の魅力はしっかり引き継がれている。
ディスプレイは DM100が、5.7インチSVGA(800×600) DM200は、7インチWSVGA(1024×600) 解像度もあがり、アウトラインフォントも滑らかに表示できるようになっている。
日本語入力エンジンには、ATOK for pomera[professional] を採用し、フォントも、ゴシックと明朝の切りかえが可能だ。
電源は、DM100の乾電池から、充電式のリチウムイオンバッテリーに変更されている。乾電池での利用という手軽さはなくなったものの、モバイルバッテリーで充電できるようになったことで、スマホなどの機器との親和性は高まったといえそうだ。
ファイル転送機能はBluetoothから無線LANに変更
DM100は、Bluetoothでのファイル転送機能が搭載されていた。DM200では、無線LANによるファイル転送機能が採用されるようなった。
無線LANを介して、テキストをクラウドストレージなどに転送することができるのだ。クラウド経由で、PCやスマホとファイルを共有・連携させることが可能になった。
またポメラSyncを使用すれば、GmailのNotesフォルダと同期し、iPhoneやiPad、Macなどからも編集することもできる。
価格は、4万9,800円(税抜)
スマホ時代でも衰えないキーボード入力に特化したポメラDM200、今後も進化を続けて欲しいものだ。
情報提供元: クチコミ.jp