キヤノンEOS 80Dは液晶タッチとボタン操作の両方できる!使いやすさ抜群の中級機
2016-12-16 19:00:00
キヤノン「EOS 80D」は、同社のデジタル一眼レフカメラ製品群のなかでは中級機といわれる製品です。 大別すると初心者向けのエントリーモデル「EOS Kiss」シリーズと、プロ仕様モデル「EOS 5D」「EOS-1D X」シリーズの中間に位置付けられるのが中級機です。
「EOS Kiss」シリーズからのステップアップとしてももちろんですが、初めて持つデジタル一眼レフカメラとしても候補にあげられることが多いモデルです。
カメラ自体の基本スペックをみると、EOS KissシリーズとEOS 80DはセンサーサイズがAPS-C、EOS 5DシリーズおよびEOS-1D Xシリーズはフルサイズとなっているのが大きく異なる点といえるでしょう。
一方で、EOS 80Dは、 ・タッチパネル対応のライブビュー撮影 ・無線で撮影データを送信することができるWi-Fi機能 ・スマートフォンなどとの連携におけるNFC対応 といった機能を搭載しながら小型軽量を実現している点が特徴です。
扱いやすいサイズ感
ハイスペックなデジタル一眼レフカメラになればなるほど、大きさや重量感が増していきます。 しかしEOS 80Dの本体は、エントリーモデル「EOS Kiss X8i」に比べて、およそ140g重いのですが、プロ仕様モデル「EOS 5D Mark III」に比べると、およそ210gも軽い約650gです。また、本体のサイズも約139.0(幅)×105.2(高さ)×78.5(奥行)と、比較的エントリー向けモデルのサイズ感に近いため、扱いやすいモデルなのです。
本体上部の左側には撮影モードを切り替えるモードダイヤル、電源のON/OFFスイッチを、右側には小型のディスプレイと「AF」「DRIVE」「ISO」などの各種設定ボタンやダイヤル、そしてシャッターボタンを搭載しています。
本体下部にバッテリーボックス、本体の正面に向かって右側面にはHDMIミニ出力端子やイヤホンジャック、リモコン端子などのインターフェースがまとめられていて、左側面はSDカードを挿入するスロットを搭載しています。
液晶モニターと各種ボタンで快適操作
背面のディスプレイを利用することで、ライブビュー撮影ができるほか、各種設定の確認や操作ができます。 また、タッチパネルにも対応しているため、画面をタッチして設定の変更ができるほか、撮影した画像を確認することができ、スマートフォンのようにスワイプ操作やピンチ操作で画像送り、拡大縮小表示もできます。
一方で、設定用の各種ボタンも搭載しているため、例えばISOの設定を変更する際、 ・液晶モニター上でのタッチ操作で変更 ・本体の物理ボタンでの変更 といった具合に、複数ある操作方法から自分好みの操作をできる点など自由度が多いのも特徴です。
主な仕様 型式:ストロボ内蔵、デジタル一眼レフレックスAF・AEカメラ 記録媒体:SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカード 撮像画面サイズ:約22.3×14.9mm 使用レンズ:キヤノンEFレンズ群(EF-Sレンズを含む) レンズマウント:キヤノンEFマウント 外形寸法(幅×高さ×奥行):約139.0×105.2×78.5mm 質量:約730g(CIPAガイドラインによる)/約650g(本体のみ) センサータイプ:APS-C、CMOSセンサー、アスペクト比3:2 有効画素数:約2420万画素 ダスト除去機能:自動/手動/ダストデリートデータ付加 液晶モニター:TFT式カラー液晶モニター / 3.0型(3:2) / 約104万ドット / TFT LCD / 手動明るさ調整 7段階 / タッチパネル対応(静電容量方式) ライブビュー撮影:デュアルピクセルCMOS AF方式 / 顔+追尾優先AF、ライブ多点AF、ライブ1点AF、手動ピント合わせ(約5倍/10倍拡大確認可能) / ワンショットAF、サーボAF / タッチシャッター対応 映像エンジン:DIGIC6 インターフェース:デジタル端子 、HDMIミニ出力端子、外部マイク入力端子、リモコン端子(リモートスイッチRS-60E3用)、ワイヤレスリモコン(リモートコントローラーRC-6に対応)、Eye-Fiカード対応
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情報提供元: クチコミ.jp