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ライカ広角F1.4レンズ搭載パナソニックDMC-LX9は極上のハイエンドコンデジ世界へ

2016-12-27 19:00:00

パナソニックのLUMIX DMC-LX9は、1インチセンサーとF1.4-2.8「LEICA DC VARIO-SUMMILUX」レンズを搭載するハイエンドクラスのコンパクトデジカメだ。

今回は、主なスペックと外観を紹介していく。

前モデル「DMC-LX7」は、有効画素数1010万画素の1/1.7型センサーを搭載していた。 しかし「DMC-LX9」は、それよりも大きい1.0型のイメージセンサーを搭載し、高画質化と高感度対応を狙うモデルだ。

画素数は有効画素数2010万画素へとアップし、ISO感度は100~25600まで設定可能となった。 レンズは、35mm判換算24-72mm相当のLEICA DC VARIO-SUMMILUX。 広角端24mm F1.4相当のレンズがその特徴だ。 望遠端はF2.8とF値は変わるものの、明るさは充分。 光学式手ブレ補正も搭載しているので、明るいレンズと高感度とあわせて暗いシーンにも強い。

最短撮影距離は30cmだが、AFマクロ使用時に広角側で3cmまで寄ることができる。 AFマクロと解放絞りであるF1.4を併せることで、背景をぼかした撮影を楽しむこともできる。

ボディサイズは幅約105.5mm、高さ約60mm、奥行きは42mmとコンパクト。 LXシリーズの雰囲気は残しているが、トリミングなしでアスペクト比を4:3や3:2、16:9などに切り替えることができるマルチアスペクトスイッチは非搭載だ。

グリップは小ぶりだが、指を引っかけるには丁度良いと感じた。また、本体が軽いので特に持ちづらいこともない。

レンズは3倍ズームと言うことで、望遠側では先端の鏡筒部分が2倍程度伸びる。ライカレンズということで、面白いのはレンズだけは徹底したライカのフォントデザインとカラーを採用している。

液晶モニターは3.0型約104万ドットモニター。 静電容量方式のタッチパネルを搭載しているので、タッチフォーカスやタッチシャッターなどの機能を利用できる。表示や背面の操作などは、LXシリーズはもちろんだが、LUMIXミラーレス一眼シリーズとも共通の部分が多い。

上面にはモードダイヤルのほかに、シャッタースピードなどをコントロールする背面ダイヤル、レンズ部分にはコントロールリングと絞りダイヤルを搭載。マニュアルカメラのようなアナログ操作を楽しむことができる。

液晶モニターはチルト式で、ウエストレベルやローポジションでの撮影に重宝するほか、180°回転させて自撮り用にも利用できる。

スナップ撮影には、最適な明るいレンズとコンパクトさが魅力だが、旅行などでは3倍ズームでは物足りないと感じるかも知れない。 そんなときは、同じく1インチセンサーを搭載し35mm判換算25-250mm相当の10倍ズームレンズ機「DMC-TX1」を選ぶという選択肢がパナソニックのカメラにはある。 このあたり「DMC-LX9」の登場で、パナソニックのLXシリーズは隙のないラインアップになったといえる。

次回は、明るいズームレンズの魅力と高感度撮影などDMC-LX9の実力をチェックしてみたいと思う。

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情報提供元: クチコミ.jp

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