ワンショットで全方向を撮影できる! 注目の次世代カメラ「RICOH THETA S」
2017-01-03 10:00:00
「RICOH THETA(リコー・シータ)」は、2013年に世界初の画像インプットデバイスとして発売された。 撮影者を含め、360度(全方向)をワンショットで撮影できるという画期的なものだ。
そうした特徴から「撮影者の意図や予測を超えた光景、斬新な画像をいつでもどこでも記録できるカメラ」として、発売当初から注目を集めてきた。
ここで紹介する「RICOH THETA S」は、RICOH THETAシリーズの中では最上位モデルにあたる。 製品コンセプトである小型・軽量ボディはそのままに、より高画質を求めるユーザーからの要望や、ビジネス用途での高い要求にも耐えうる機種として開発が進められた。
今回、そんな「RICOH THETA S」をメーカーからお借りすることができたので、まずは外観レビューをお届けしよう。
コンパクトで使い勝手が考慮されたボディ
本体を見た第一印象は、非常に小さいということだ。 手のひらにスッポリと収まるサイズで、全方向の静止画と動画を撮影できる。 考えただけでも、ワクワクする。
正面には、上からレンズ、シャッターボタンが見える。 レンズは約10cm~∞(レンズ先端より)の撮影をサポートする。 シャッターボタンの上には、カメラ状態ランプがあり、点灯中に撮影できる。
無線ランプは無線機能がオンのときに点灯する。 無線機能は、iPhoneやAndroidスマホとの接続に使用される。
撮影モードランプは、選択中の撮影モード(静止画/動画)に対応したランプが点灯する。 写真では、動画の撮影モードとなっている。
このようにランプを見れば、どういう状況なのかがひと目で把握できるわけだ。
背面には、レンズが見える。RICOH THETA Sは、正面と背面のレンズを使って、全方向(360度)の撮影が行える。
正面と背面は全体にラバー加工が施されており、手に持つとシッカリとしたホールド感がある。
左側面には、ボタンの類は一切なく、スッキリとしている。 レンズの出っ張りがおわかりいただけるだろう。
右側面には、左から撮影モードボタン、無線ボタン、電源ボタンを備える。
電源ボタンは、電源をオン/オフする。 無線ボタンは、無線機能をオン/オフする。
撮影モードボタンは、静止画と動画を切り換えるときに使用する。 押しながら電源をオンにすると、ライブストリーミングモードになる。
ボタンの数が少ないぶん、使い勝手がよい製品となっている。
上面には、マイクとスピーカーの穴が見える。 シャッターボタンを押したときには、この穴からシャッターを切る音が聞こえる。
底面には、左からUSB端子、三脚ネジ穴、HDMI端子が見える。
USB端子は、付属のUSBケーブルを接続してパソコンと繋げるときに使用する。 HDMI端子は、ライブストリーミングモードで使用する。
「RICOH THETA S」の付属品。 左から化粧箱、説明書、USBケーブル。 化粧箱は、なかなか洒落た箱だ。
バッテリーは、リチウムイオンバッテリーを採用。 あくまでひとつの目安だが、フル充電で約260枚の撮影が可能だ。
本体サイズは44mm(幅)×130mm(高さ)×22.9mm(17.9mm※ レンズ部を除く)(奥行き)。重さは約125g。 非常にコンパクトなボディだが、使い勝手が考慮された設計となっている。
次回は、「RICOH THETA S」の実際の使用感をお届けしよう。
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情報提供元: クチコミ.jp