iPhone 7で戸惑う、納得? ホームボタン変更が及ぼす影響と進化したカメラの画質
2017-03-03 10:00:00
最新版となるiPhone 7/7 Plus。iPhone 7シリーズは、iOS10の搭載、ホームボタンのタッチセンサーへの変更、防水・防塵の採用、FNCでのApple Pay決済対応など、発売前の予想に反して、多くの変更が実装されたモデルだ。
特に、日本向けモデルは、決済サービスApple Pay対応にあわせて、日本の国内仕様のSuicaに対応した。 このことで、おサイフ機能やモバイルSuicaなどを利用している人は、Androidスマートフォンしか選べばないという状況を解消できたことになる。 現時点(2016年11月現在)で、iPhone(国内版)が対応しているのはSuicaだけだが、対応サービスは順次増えるとの予想もあるので、日本におけるiPhone(国内版)の利便性は大きく向上されていくと言えるだろう。
今回は、ホームボタンとカメラについて見てみよう。
さてiPhone 7で変更されて影響が大きいものに、ホームボタンがある。 これまでのiPhoneのホームボタンは、物理ボタンが採用されてきた。
それが、iPhone 7/7 Plusでは、感圧式のセンサーになったのだ。 一見すると何もかわってないように見えるが。iPhone 7のホームボタンは、押してもボタン自体は動かないのだ。
では、どうやって押したことを確認するのか? この命題にAppleは、「バイブ(振動)」で回答をだした。
iPhone 7は、ホームボタンを押すと、バイブで押した感触を疑似体験することで確認できるのだ。
バイブで「実際にホームボタンを押した感覚を得られるの?」 と、思われるかもしれない。
しかし、実際に操作してみると、意外に違和感なく使うことができる。
その秘密は、一般的なバイブ「ブ~ン」という振動ではなく、「コツン」というドアをノックしたような振動を採用しているところがポイントなのだ。この「コツン」という振動が、ボタンを押した感触をうまく伝えてくれているのだ。
とはいえ、人によっては、押し加減のように、強弱が欲しいというケースも当然ある。 そこで、バイブの強さを変更できるようにもなっている。 「設定」の「一般」から「ホームボタン」を選ぶと、1~3の強さを選べるようになっているのだ。
感触だけではないホームボタン変更の影響
ホームボタン変更では「強制再起動」にも影響がある。 さまざまな理由で、iPhoneが ・反応しない ・画面操作を受け付けない など、いわゆるフリーズ状態になった際に役立つのが「強制再起動」だ。 iPhoneを強制的に再起動し、動作を回復させる手段だ。
iPhoneの強制再起動は、 ・iPhone 6s以前は、「電源ボタン」+「ホームボタン」の長押しだったが、iPhone 7以降は、「電源ボタン」+「ボリューム(下)ボタン」の長押し と、変更になっている。
iPhoneがフリーズするケースは、そうそう無いので、いざ、強制再起動が必要になった際、以前の方法で強制再起動ができずパニックにならないように、しっかり、覚えておこう。
鮮明度があがりオート撮影に磨きがかかったiPhone 7カメラ
iPhone 7のカメラ性能は、1200万画素、デジタル5倍ズーム、f1.8レンズ。iPhone 6sのf2.2よりも明るいレンズを搭載した以外は、スペック上は大きな変更ない。 しかし、撮れる写真は、より鮮明度があがり、色合いも濃くなったようだ。 ディスプレイ上やSNSなどの投稿した際の、見た目効果も高い。
f1.8レンズの効果は大きく、被写体に近づけば、ボケ効果も十分だせる。 標準カメラアプリはオート撮影専用なので、マニュアル撮影対応アプリを利用すれば。よりf1.8レンズの効果を活かせるだろう。
iPhoneカメラは、オート撮影が基本のアプリだ。その分、逆光などの補正もよく対応できている。
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情報提供元: クチコミ.jp