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Panasonic Lumix FZH1はプロ性能でコンデジの撮影シーンを変える

2017-03-06 10:00:00

「コンデジ」と聞くと、みなさんはどんなイメージを持つだろうか。おそらく、片手で楽々もてるような、コンパクトサイズのカメラを想像するだろう。

今回紹介するパナソニックのカメラ「DMC-FZH1」は、ぱっと見コンデジには思えないほど大きなサイズだ。普通のデジタル一眼よりも大きいくらいだから、驚きだ。

当然、サイズだけでなく、機能面も優れている。動画撮影は4Kに対応するなど、新機能が盛りだくさんな「DMC-FZH1」をみていこう。

進化した光学性能

最大20倍(広角端480mm相当)の望遠を備え、ズーム方式がインナーズームとなった。より幅広い画角に対応しながら、撮影時のレンズ長が変わらず、取り回ししやすくなった。

インナーズームになり、レンズ長が一定になることで、ズームしながらの撮影時に重心移動が少なくなり、安定度は格段に向上した。特ジンバルを利用している場合に重心移動で悩む方には、大きなメリットになるだろう。

ズーム時の撮影に関しては特にこだわっており、新型モーターにより超低速ズームを実現。またフォーカス制御アルゴリズムにも手が加えられて、ズーム時でもフォーカスが外れにくくなっている。

絞り制御もシームレスになり、動画撮影中のカクカク感を消すように設計された。絞りの羽根は従来の7枚から9枚になり、より円形に近い柔らかいボケ効果を演出できる。さらにNDフィルターを内蔵しているので、撮影環境によってNDフィルターを交換する手間も省けるのだ。

新機能が盛りだくさん

操作性に関しても向上しており、背面モニターはタッチパネル対応となった。また、レンズを伸ばしたままでのスリープモードを搭載し、電源復帰時には最後のフォーカス位置に自動で焦点を合わせる機能も搭載。シャッターチャンスを逃しにくくなっている。

このほか、 ・シネマ4Kモードでの動画撮影機能 ・4:2:2 10bitの映像信号出力に対応 ・ドリーズーム機能 ・Log撮影対応(別売り) など、新機能が充実している。

さて、ここまで見てみると、FZ1000の後継というよりも同社のフラッグシップモデルであるGH4と同等の立ち位置を目指した意欲作のように思える。

コンデジとしては破格の性能だが、実売価格も2016年12月25日現在14万円台からとコンデジとしては、高価格帯に位置している。

一般のユーザが普段使いというより、ハイアマチュア以上向けといったところがLumix FZH1のターゲット層だろう。

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情報提供元: クチコミ.jp

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