ハイエンドと同じ機能で2万円安!コスパのよいZTE「AXON 7 mini」は優等生モデル
2017-03-30 10:00:00
ZTE製の「AXON 7 mini」(アクソンセブンミニ)は、Android 6.0(Marshmallow)を採用したSIMフリースマートフォンです。
CPUにQualcomm Snapdragon 617 MSM8952を採用し、デュアルスピーカーや「Dolby Atmos」(ドルビーアトモス)に対応、有効画素数約1600万画素のカメラ、指紋認証センサーを搭載したミドルハイモデルです。
デュアルスピーカーと「Dolby Atmos」で臨場感のあるサウンド
AXON 7 miniは、本体正面の上下の額縁部分、いわゆるベゼル部分にスピーカーを搭載しています。さらに「Dolby Atmos」を採用し、イヤホンを装着しない状態の音声再生でも臨場感のあるサウンドを楽しめます。
AXON 7 minは本体に専用の音楽アプリがプリインストールされています。プレーヤー画面では「デモを再生」をタップすると、短めのイメージムービーの再生ができるので、動画に加えて臨場感のある音質をすぐに確認することができます。かなり立体感のあるハイクオリティな音声を楽しむことができます。
本体正面の上下に配置されているスピーカーは、音声再生の時に左右のステレオスピーカーとして機能します。したがって、本体スピーカーでステレオサウンドを楽しむには、本体を横向きにした状態で視聴するスタイルになります。
有効画素約1600万の実力派カメラ
F1.9 有効画素数約1600万画素のメインカメラと、F2.2 有効画素数約800万画素のフロントカメラを搭載しています。同時期に発売した「AXON 7」ではメインカメラが有効画素数約2000万画素ですが、AXON 7 miniの1600万画素も普段使いとしては充分過ぎる画素数と言えるでしょう。
メインカメラは、最大サイズ16Mの設定で「4608×3456」(4:3)、最小サイズの2Mの設定で「1920×1080」(16:9)で記録できます。初期状態では、16Mになっていますが、最高画質の場合、データ容量も大きくなってしまいます。 SNSなどへの投稿やブログでの利用がメインならば、通信時間や通信量を節約できる画像サイズに下げて利用するとよいでしょう。
また、AXON 7 minのカメラアプリには、オート撮影モードのほかに、マニュアル撮影モードも搭載しています。シーンや撮りたい写真作品にあわせて、設定を変更して撮影できるのもうれしい特徴です。 具体的には、「シャッター速度」「ISO」「露出補正」「ホワイトバランス」「間隔(秒)」「ピント」を手動で調整できます。
スマートフォンの場合、ホワイトバランスや露出、シャッター速度などの変更は、スマートフォンの画面で確認できるので、初心者でも使いやすい仕様になっています。また、各種効果を追加できるフィルター機能やエフェクト機能も同じように効果を認しながら使うことができます。
ただし、シャッタースピードを遅くし過ぎたり、補正をかけ過ぎたりすると、手ブレや被写体ブレ、画像が粗くなったりもするので、こだわり過ぎには注意しましょう。
認証のためだけではない指紋センサー
AXON 7 mini本体の背面には指紋センサーを搭載しています。 AXON 7 miniの指紋センサーは認証機能だけでなく、カメラのシャッターボタンや着信応答のボタンとしても利用できる点が特徴です。
設定メニューから「指紋」を選択して指紋登録や各種設定ができます。はじめに指紋登録する際にはチュートリアルが表示されるので、それに沿って登録します。指紋認証に使う指紋は最大5つまで登録できます。
また、指紋センサーは、指紋登録をしていなくても、カメラのシャッターボタンや着信応答のボタンとしても利用できます。設定画面でON/OFFの切り替えも可能です。
背面のボタンをカメラのシャッターボタンとして使えるので、本体を持ち替えたり、スマートフォン本体を持った手でシャッターが切れたりします。 片手で写真がササッと撮れるので、日常のスナップをよく撮る人には便利な操作と言えるでしょう。
ナビゲーションキーやジェスチャー&モーション機能
AXON 7 miniにはほかにも、操作に便利な機能を搭載しています。
設定メニューの「カスタム機能」の項目には、普段使いに便利な機能の設定項目が並んでいます。冬の季節にはうれしい、手袋をしたまま操作ができる「手袋モード」の設定もあります。
ディスプレイ下部の「ナビゲーションキー」も、左右のキーアサインを設定できます。単純に左右の操作が逆になるだけですが、あると嬉しい機能でしょう。
ディスプレイのダブルタップや本体をシェイクする(振る)といった「ジェスチャー」や「モーション」で各種操作ができます。
同時期に発売した上位モデルの「AXON 7」に比べると、仕様面で見劣りする部分もいくつかありますが、逆に基本機能はほぼ同じで、本体価格が約2万円安いと考えると、AXON 7 miniも充分コストパフォーマンスが高い良い製品だと言えそうです。
主な仕様OS:Android 6.0 CPU:Qualcomm Snapdragon 617 MSM8952 OctaCore (Quad 1.5GHz + Quad 1.2GHz) ストレージ(ROM):32GB 内蔵メモリ(RAM):3GB ディスプレイ:5.2インチ アクティブマトリクス式有機EL(AMOLED)液晶 2.5Dラウンドエッジガラス, Gorilla Gen4 解像度:1920 x 1080ドット(フルHD) カメラ 有効画素数:Main:1600万 F1.9 EIS/PDAF、Front:800万 F2.2 センサー:指紋認証センサー、電子コンパス、加速度センサー、近接センサー、光センサー、ジャイロセンサー、ホールセンサー、3.5mm イヤホンジャック サウンド:フロント デュアル スピーカー、Dolby atmos ヘッドホン端子:3.5mm オーディオ ジャック 位置測位:GPS/A-GPS/Glonass/Bei dou 無線LAN(WiFi):Wi-Fi 802.11b/g/n 2.4GHz Bluetooth:Bluetooth 4.1 デュアル待受け機能:LTE, UMTS同時待受け可能 通信方式 スロット1:FDD-LTE: 2100(B1) / 1800(B3) / 900(B8) / 800(B19) / 700(B28)、TDD:2500(B41)、UMTS:2100(B1) / 800(B6) / 900(B8) / 800(B19)、 GSM:1900MHz/1800MHz/900MHz/850MHz、キャリアアグリゲーション(CA) 800(B19)+1800(B3) 通信方式 スロット2:UMTS:2100(B1) / 800(B6) / 900(B8) / 800(B19)、GSM:1900MHz/1800MHz/900MHz/850MHz 下り(受信時)最大:300Mbps(LTE) 上り(送信時)最大:50Mbps(LTE) SIMカードスロット:Slot 1 : nano SIM/Slot 2 : micro SD or nano SIM 外部メモリ:microSD/microSDHC/microSDXC ※SIMカードトレイ2は、SIMカードとmicroSDカード兼用 連続待受時間:約 300時間(WCDMA) 連続通話時間:約 1200分(WCDMA) バッテリー容量:2700mAh/ Quick Charge 2.0(急速充電機能) 本体サイズ:高さ 約 147.5mm×幅 約 71mm×厚さ 約 7.8mm 本体質量:約 153g 本体色:イオンゴールド/クオーツグレー 保証期間:購入日より1年間の日本国内保証 /「ZTE安全保証サービス」(有償) 主な付属品:USBケーブル、ACアタプター、クイックガイド、保証書、イヤホン
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情報提供元: クチコミ.jp