知っているようで意外と知らない「新築祝い」と「引っ越し祝い」のマナーとは?
2017-10-24 10:00:00
知っているようで意外と知らない、新築祝いや引っ越し祝いのマナー。
みなさんは、どれぐらい把握していますか?
そこで今回は、知っておけばスマートな、新築祝いや引っ越し祝いの正しいマナーや、相場などをご紹介します。
マナーを守って、喜ばれるお祝いを贈りましょう。
■新築祝いと、引っ越し祝いの違いって?
戸建であっても、マンションであっても、新しく住居を建てたことを祝うのが「新築祝い」です。一般の住居ではない、企業が自社ビルや事務所などを新築した場合も同様に「新築祝い」となります。
一方、新築ではない中古の住宅を購入した場合は、「引っ越し祝い」となります。賃貸から賃貸へ引っ越した場合も「引っ越し祝い」となりますが、持ち家ではないため「餞別」と呼び方を変える場合もあります。
なお、一般の住居ではない企業がオフィスや事務所を移転した場合は、「引っ越し祝い」ではなく、「移転祝い」となります。
■お祝いの贈り物 気になる相場と贈り方は?
新築祝いや引っ越し祝いの相場は、贈る先と自分との関係によって変化します。 ・友人や職場の同僚の場合は、5,000円~1万円程度 ・兄弟や親戚の場合は、1~3万円程度 が目安となります。
新しい生活環境を用意したばかりのため、色々物入りな時。親しい友人や兄弟には、現金や金券を贈っても良いと思います。しかし、贈る相手が目上の方だった場合は、現金や金券を贈ると失礼にあたる場合もあるので、避けるようにしましょう。
■その他の定番ギフトや、贈らない方がいいものって?
新築祝いや引っ越し祝いの定番ギフトと言えば 、 ・花や観葉植物 ・タオルなどの実用品 などが、挙げられます。しかし、贈り先が個人宅か企業の事務所かによって違いがあるので、気を付けましょう。
まずは個人宅ですが、個人宅の場合はタオルやティッシュケースなどの実用的なものが人気になっています。観葉植物も人気があるものの、貰った側には日々の世話が必要になるので、相手が困らないよう、可能であれば事前に好みを聞いておくのがいいかもしれません。
企業の事務所については、鉢植えの花や観葉植物が人気となっています。
逆に贈らない方がいいものには、 ・火を連想させるもの ・壁や柱に穴を開けさせるもの などがあります。
火を連想させるものとしては、ライターやコンロ、赤い色のものです。壁や柱に穴を開けさせるものとしては、絵画や壁飾りといった柱や壁に穴を開けないと使えないものです。この他に、上司へのお祝いにはマットやスリッパといった「踏みつけて使うもの」もNGです。「踏み台にします」という意味にとられるので、絶対に避けましょう。
情報提供元: クチコミ.jp