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なにかと話題の“~ハラスメント” 夫婦間のモラハラとは

2016-10-08 21:30:19


執筆:Mocosuku編集部
近頃、世間で問題となっている「モラルハラスメント」、通称「モラハラ」。
それは「言動や態度で相手を傷つける精神的な暴力」です。しかし、その境界線はあいまいで、気付いたときには身も心もぼろぼろになっていた…というケースもあるようです。
本人は気づいていないけど、相手を傷つけてしまう、さまざまなハラスメントについてご紹介しましょう。

自覚しにくい!?「モラハラ」の特徴


夫婦間のトラブルで多い「モラハラ」は、加害者が言葉や態度で精神的に被害者を追い詰めていきます。
しかし、加害者は「悪意はない」、相手に責任がある」というように、自覚を持っていない場合がほとんど。被害者は一方的な非難によって自分を責めてしまい、「モラハラ」を受けていることに気が付きにくい、と言われています。
そのため表面化しにくく、周囲にも気付かれにくいものです。
例として夫による妻への「モラハラ」を挙げましょう。「お前は本当に何も出来ない奴だ」と理由もなく罵る、「夕食に●●が食べたい」と言ったにも関わらず、リクエストに応じた料理を出すと「こんなもの食べたくない」と怒り出す、無視をする、生活費を渡さない、などがそれに該当します。

「モラハラ」を悪化させないための対策


「モラハラ」の被害者は「自分に非がある」と強く思ってしまい、自己否定に陥ってしまいやすいものです。
日々「ハラスメント」を受けていると、自分の感情が分からなくなってしまうことも。また、それらが原因で心身症、ストレスによる機能障がい(不眠症、食欲不振、頭痛など)、食欲不振などを引き起こすこともあります。
そうなってしまう前に、一度自分の状況を客観視してみることが大事。
友人や家族などに相談すると、家庭内の痴話喧嘩と、とらえられてしまうこともあるので、自治体の相談窓口やカウンセリング、心療内科に行くことをおすすめします。
万が一、離婚になった場合、慰謝料など、有利に進められることもあるでしょう。

まだまだ存在する!夫婦間のハラスメント


ほかにも問題視されているお金が絡んでくる「ヒモハラスメント」、他人を巻き込んで板挟み状態にされてしまう「クレームハラスメント」や「思いつきハラスメント」など、日常に起こりうる「ハラスメント」があるそうです。
被害を受けやすい人は「相手(加害者)がすべて」と思っている人が多いため、「自分が我慢すればいい」という結論になってしまいがち。ですが、相手のためにも意思をきちんと伝えることが必要です。
とはいえ、夫婦間の「ハラスメント」の場合、被害者の発言に加害者は全く聞く耳を持たない、ということも。交渉しても治る気配がないときは、しばらくのあいだ離れて様子を伺うのも手。
自分自身でデットラインを決めて離婚するのも、これからの人生を有意義に過ごすのに必要な選択肢だと言えるのかもしれません。

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情報提供元: mocosuku

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