Xperia X Performanceは優等生スマホ?高級感ある外観はメタル素材で肌触りも抜群
2016-10-09 19:00:00
メタル素材で肌触りが変わったボディ
今年は「Xperia」の新たな1年目となる。 「なんで?」という疑問の解答は、 「Z」シリーズが終了し、今年の夏モデルから、「X」シリーズとなるからだ。
今までは「Xperia Z」シリーズだったが、「Xperia X」シリーズとなって何が変わったのだろうか。
日本向けに発売される「Xperia X Performance」、このモデルをチェックしてみよう。
ボディはメタル素材を採用
Xperia X Performanceを持った瞬間、「お、冷たいな」と感じた。 それもそのはずだ。今までの「Xperia Z」シリーズでは、背面にガラス素材を採用していたのだが、今回よりiPhone 6Sなどのように最近のスマホでトレンドとなっているメタル素材に変更されたからだ。 そのため、持った際にメタル独特の冷たさを感じたのだ。また、さらさらした手触りも感じた。
ディスプレイは5インチで、今までのコンパクトモデルを除くXperia Zシリーズからすると一回り小さいディスプレイを採用している。そのためか、従来のモデルよりも片手での持ちやすさを感じた。 また、ディスプレイ前面のフロントパネルもボディ色と同じになっているため、一体感のあるボディとなっている。
Xperiaシリーズの伝統となっているフロントステレオスピーカーも引き続き採用されている。そのため、動画や音楽を楽しむ場合に本体を横にすることで、音の広がりを感じた。
それでは、本体の側面をそれぞれ確認してみよう。 まず、右側面では真ん中に指紋センサーを搭載した電源キーがある。「Xperia Z4」までは丸いボタンデザインを採用していたのだが、指紋センサーを採用するにあたって、「Xperia Z5」シリーズより平らなデザインが採用されている。 その下には、ボリュームキーとカメラキーを搭載しているのもXperiaの伝統だ。 カメラキーでは、スリープ状態からキー長押しでカメラ起動や、半押しでオートフォーカスなど、デジカメのような操作にも対応している。
対してシンプルなのは左側面だ。こちらにはフタがあり、中にはmicroSDとSIMのトレイが入るスロットがある。
上下はさらにシンプルとなっており、上部にはイヤホン差込口、下部にはmicroUSB差込口があるのみだ。ここ最近、海外大手メーカーがフラッグシップモデルに採用している。 今回のモデルでは、USB Type-Cは採用を見送っている。 このモデルでは今までのスマホで使っていたmicroUSBがそのまま利用できる。
唯一気になったのは、従来のモデルで採用していたストラップホールが無くなっていることだ。 そのため、ストラップを取り付けるには、対応ケースを付けるか、イヤホン差し込み型のストラップを取り付けるようになるだろう。
背面には当然ながら、カメラが搭載されている。前モデルと同様の2300万画素カメラだ。従来モデルでは、カメラには画素数などを表記するプリントがあったが、 「Xperia X Performance」ではそういった表記も無くなったため、カメラ周りは極めてシンプルとなっている。
「Xperia X Performance」では、リアパネル素材にメタルを採用した以外にも、極力シンプルにしようという意図がわかった。その反面、日本市場で受けの良いストラップホール廃止については、「ちょっとシンプルにしすぎかな」という印象を受けてしまった。
次回では、スマホ界の優等生「Xperia X Performance」のソフト面をチェックしてみよう。
■スペック 「Xperia X Performance」 OS Android 6.0 サイズ 約144x71x8.6(mm) 重量 約165g CPU クアッド(4コア)コア Snapdragon 820 動作メモリ(RAM) 3GB 本体保存メモリ(ROM) 32GB ディスプレイ 5.0インチ フルHD解像度 トリルミナスディスプレイ カメラ メイン 2300万画素 イン 1320万画素 バッテリー 2570mAh
※本記事の機器は販売前の評価用です。実際の製品とは違う可能性がありますのであらかじめご了承ください。 ※本記事ではソフトバンク向け「Xperia X Performance」を使用しました。
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情報提供元: クチコミ.jp