Xperia X Performanceは旧Xperiaとどう違う?消えた4機能と追加の新機能とは
2016-10-10 19:00:00
今回より新しく「Xperia X」シリーズとなったXperia。 今までの「Xperia Z」シリーズとは違う系統ということで、やはり気になるのは、
過去のモデルとどう変わったのか?ということではないだろうか。
そこで今回は、「Xperia X Performance」の使い勝手をチェックしてみよう。
4つの機能が無くなった
実は「Xperia X Performance」では過去モデル「Xperia Z5」シリーズ比較して、4つの機能が無くなっている。 その4つというのは、 ・4K動画撮影機能 ・スモールアプリ ・スクリーンレコード ・FMラジオ だ。 4K動画撮影というのは、その名のとおり4K解像度の動画を撮影する機能だ。 標準のカメラアプリからは削除となっている。動画はフルHD(1080p)までだ。
スモールアプリは、画面上に小さなアプリを同時表示させる機能で、電卓やタイマー、カレンダーをパソコンのマルチウィンドウのように表示して使うことができる。
スクリーンレコードは、画面上の操作を動画として記録できるという機能だ。 FMラジオはその名の通り、ラジオ受信機能だ。なぜかコレも無くなっている。
どれも利用頻度が多くない機能なのか、今回の「Xperia X Performance」では削除となっているため注意したい。
サクサク具合や操作感はやはり「Xperia」
Xperiaの魅力というと、「操作がサクサク」なところや、「過去モデルから継承されている統一されたUI」だろう。 これは「Xperia X Performance」であっても引き継がれている。 実際に操作してみたところ、筆者が愛用している「Xperia Z3 Compact」と比較してもとくに迷うことなく使えそうだと感じた。 また、操作のサクサク具合は、最新のCPU「Snapdragon 820」搭載ということもあり、極めて軽快だと感じた。
また、今回初めてXperiaに触るひと向けに、「Xperiaのヒント」も用意されている。 このガイド機能を使うことで、自然とXperiaを使いこなせるというわけだ。
さらに、iPhoneなど他機種から機種変更したユーザー向けにアドレス帳などのデータを引き継ぎさせる機能も用意されている。スマホに詳しくない人であっても安心して「Xperia X Performance」に機種変更できるよう配慮されている。
デジカメっぽいカメラUI
Xperiaシリーズのウリに「カメラ機能が強い」という点がある。 「Xperia X Performance」も当然ながら、カメラ性能が高いモデルに仕上がっている。 約2300万画素のアウトカメラを搭載し、高解像度で綺麗な写真が撮影できるのだ。
さらに、カメラをカスタマイズして使いたいというニーズに対応して、マニュアル撮影モードも搭載している。さながら、デジカメを操作するような感覚だ。 スマホを横にすると、Xperia X PerformanceのカメラUIもきちんと横になるため、操作に違和感もない。
ブラビアの技術を採用したディスプレイ
「Xperia X Performance」で注目したいもう1つのポイントは、美しいディスプレイだ。 「トリルミナスディスプレイ for mobile」というエンジンを使い、より深みの強い色合いを再現している。 たとえば、 「黒はより黒く表現」されるほか、赤や緑が混ざった写真、動画であってもそれぞれがキチンと表示されるというものだ。
さらに斜めから見ても、画面が白っぽくまたは黒っぽくなりにくい「広視野角ディスプレイ」を採用している。 この機能により、複数人で写真を鑑賞するというシーンでも、しっかり見ることができ、かなり役立つことだろう。
いくつかの機能こそ無くなってしまったが、やはり「Xperia」への期待を裏切らないことは間違いない。 特に、綺麗なカメラに美しいディスプレイは、スマホの中でも一級品だと感じるモデルに仕上がっていることがはっきりわかった。
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情報提供元: クチコミ.jp