電気を使わず超コンパクト!ハンディタイプのエスプレッソマシン「ハンドプレッソ」
2017-02-06 10:00:00
電気を使用しない、ハンディタイプのエスプレッソマシンがあるのをご存じだろうか?フランスで開発され、日本でも発売されてから10年近くになる「ハンドプレッソ」は、電源がないところでも本格的なエスプレッソを楽しむことができる、コンパクトな持ち運び可能なマシンである。価格は15,000円程度(Amazon.co.jp 2016/12/16時点)。
そもそも「エスプレッソ」って?コーヒーとの違いは?
この製品は、出張や旅先のホテルでも高品質のエスプレッソを飲みたいという開発者の悩みがきっかけで生まれたという。
エスプレッソとは、「深煎りの微細に挽いたコーヒー豆をカップ型の金属フィルターに詰めて、9気圧の圧力と約90℃の湯温で20から25秒の抽出時間で約1オンス(30 ml)を抽出したコーヒー」のこと。普通のコーヒーとエスプレッソの違いは、コーヒー豆に圧力をかけるかどうかということにかかっている。
「ハンドプレッソ」は電気を使わないので、エアポンプによる加圧式となっている。「ハンドプレッソ」の圧力計が一定のところになるまでプッシュするのだが、手動で自転車に空気を入れるような感じと言ったらよいだろうか?数十回は押し続けなければならないので、それなりの体力は使うかもしれない。しかしながら、しっかりとした味のエスプレッソを抽出するにはこの作業が肝心だ。
この作業さえ苦にならなければ「ハンドプレッソ」は専門的な知識も必要とせず、専門店なみのエスプレッソを抽出することができる。
世界最小のエスプレッソマシンでどこでも手軽に美味しいエスプレッソを
サイズに関しても、ハンドプレッソは長さ22㎝で最大幅10cmの超コンパクトサイズ。エスプレッソが普及しているヨーロッパでは、ハイキング等のアウトドアでの使用が多いのか、公式サイトではそういったシーンが多く紹介されていた。ただ、それほどエスプレッソが普及していない日本では、家庭での本格的据え置きマシンのかわりとしての使用も多いかもしれない。
「ハンドプレッソ」はデザイン性も優れており、55年以上の歴史を持つデザイン界の最高権威であるドイツ「iFデザイン賞(international Forum Design)」や2008年秋のFORMLAND デザイン賞も受賞している。
またコーヒー粉については、世界共通規格の密封パックされたコーヒー「カフェポッド」だけでなく、自分の好みのコーヒー粉をセットすることができるのもうれしい。
もちろんエスプレッソそのものだけではなく、エスプレッソを利用してカフェラテ、カプチーノ、エスプレッソ、マキアート、カフェオレ等も楽しめるのでこの商品、家庭に一台あってもいいかもしれない。
情報提供元: クチコミ.jp