見て楽しい!食べて旨い!子どもから大人まで喜ぶ上手なお弁当づくりの簡単なコツとは
2017-05-20 10:00:00
一生懸命作ったお弁当。でも、何となく見栄えがよくなかったり、味もイマイチ…。
お弁当をつくれば節約にもなるし、自分の好きな料理を盛り込めるものの、実際はなかなかうまくできなかったりしますよね。
せっかくお弁当を作るなら、見た目もきれいで、おいしいものにしたいもの。今回は、お弁当作りを楽にしてくれる技を紹介します。開けたときに、おもわず「おいしそう!」と言ってもらえるお弁当を作りましょう。
おいしいお弁当のおかずとは
お弁当は、基本、食べるときには冷めているものです。「冷めてもおいしいおかず」を考えるのが、ひとつのポイントですね。ここが普通の料理と大きく違うところ。
特に冬場は寒いため、野菜をバターで炒めたとしても、食べるときにはバターが固まってしまう、なんてことも。炒め物には、植物性の油を使用するようにした方がよいでしょう。
また、お肉から出た油も、固まるとおいしくありません。お肉を選ぶ際には、なるべく脂肪分の少ないものを選ぶようにします。
ただ単に焼くだけでなく、たとえば ・片栗粉をまぶしてトロミをつける ・タレを絡める ・卵でとじる
など工夫をすると、冷めても油があまり気にならなくなります。
炒めるのではなく、煮る、蒸す、揚げるといった調理法もいいですよ。味付けはしっかりしている方が、冷めてもおいしく食べられるでしょう。
お弁当にオススメのおかずとしては、 ・鶏の照り焼き ・しょうが焼き ・唐揚げ ・ハンバーグ
などがありますが、言わずとも鉄板のメニューですね。でも、それだけお弁当にピッタリのメニューってことなんです。
彩りの基本は赤・緑・黄色
いくらお肉が好きだからと言って、ご飯とお肉だけではお弁当を開いた時に「おいしそう!」とはなりません。お弁当は、見た目も肝心です。彩りよいお弁当は、華やかで食欲も増すというもの。では、彩りをよくするためには、どうすればいいのでしょうか。
基本は、赤と緑と黄色。なるべくこの3色を取り入れるようにしてください。赤は、ミニトマトやにんじん、鮭。緑は、ブロッコリーやほうれん草。黄色は、かぼちゃやパプリカ、卵など。実は色を気にして入れると、栄養素の面でもバランスのよいお弁当となるのです。
もちろん、毎回3色を入れるのは厳しいときもあるでしょう。そんな時は、おかずのしきりに入れるバランやカップ、ピックにカラフルなものを利用するのも、ひとつの方法です。ちょっとした工夫で、彩り豊かなお弁当になりますね。
詰め方1つで見た目もアップ
レストランで出される食事は、盛り付けも美しく、実においしそう。これはお弁当でも同じです。雑多に詰められたお弁当より、きれいに詰められたお弁当の方が、数倍おいしそうに見えます。きれいに詰めるコツを覚えましょう。
詰める順番の基本は、以下の通りです。
1.ごはん 2.大きなおかず(メインのおかず、崩れにくいもの) 3.中くらいのおかず(副菜、崩れやすいもの) 4.すきまおかず
まずは、一番場所を取るご飯を詰めます。残ったスペースに、どのようにおかずを並べるかをイメージしましょう。そこに、メインとなる大きなおかずを並べ、その横に副菜を並べます。最後に隙間が空いてしまった場所を、ミニトマトや卵焼き、ハム、きんぴら、ひじきなどといったすきまおかずで埋めます。すきまには弾力のあるものを入れると、お弁当を持ち歩くときに中身が片寄るのを防いでくれます。
ごはんに梅干しやふりかけ、ゴマなどをプラスすると、さらに仕上がりに差が出ます。また、おかずはちょっと傾けて入れて立体感をプラスすると、イメージがグッとアップするので試してみてください。
お弁当に役立つ便利グッズを利用しよう
最近は、お弁当グッズも数多く販売されているので、ぜひ利用しましょう。バランやカップを使えば、味移りも防げますし、おかずが崩れるのも防ぐことができます。また、色や柄もいろいろあって、お弁当を楽しくしてくれます。
中には、油や水分を吸いとってくれるなんていうカップもあります。揚げ物を入れてもべたつかないし、ちょっと汁気のあるおかずを入れても、しみたりもれたりする心配がないので非常に便利です。食材が直接お弁当につかないため、後片付けの時に、サッと洗うだけで簡単に汚れを落とせるのも助かります。
お弁当は「傷まない」工夫も必要
お弁当は作ってから食べるまでに時間があるもの。特に夏場は、傷まないような工夫も必要です。
おかずはしっかり中まで火を通し、十分に冷ましてからお弁当箱に詰めるようにしましょう。暖かいままフタをして密閉してしまうと、湯気が水滴になり痛みの原因となります。ただし、ごはんは冷たくなると固くなり、おいしくなくなるので、冷ましすぎないよう注意が必要です。
その他、ご飯を炊くときに梅干しを1個入れたり、市販の抗菌シートを利用したりするのもオススメです。夏場は、保冷剤を入れて保冷バックに入れるようにすれば、より安心ですよ。
情報提供元: クチコミ.jp