「君の名は。」で大ヒット！新海誠監督のAmazonで売れ筋おすすめ恋愛作品3選！

2017-05-31 14:00:00

2016年に公開後、空前の大ヒットとなった「君の名は。」。映画館に足を運び、迫力あるシーンやストーリー展開に感動した人も多いでしょう。

2017年5月には、「君の名は。」がamazonの売れ筋ランキングのDVD部門で、トップ10の大半を占める珍事態も。その人気は、とどまるところを知りません。

そんな大ヒット作を生んだのが、新海誠監督。実は、新海監督は「君の名は。」の他にも、過去に恋愛を描いた作品を出しているのをご存じですか？

そこで、今回は新海誠監督の恋愛作品の中で、Amazonの売れ筋ランキング上位にランクインする3つの作品をご紹介します。

少年少女の時間と距離の変化を描く「秒速5センチメートル」

「秒速5センチメートル」は、主人公の少年少女を軸に、時間と距離の変化を「桜花抄」、「コスモナウト」、「秒速5センチメートル」の短編3話の構成で描きます。（DVDの価格はアマゾンで2,622円。※2017年5月時点）

小学校の卒業を機に、離ればなれになってしまった遠野貴樹と、藤原明里を中心に話が展開します。

貴樹と明里の再会の日を描いた「桜花抄」、その後の貴樹を別の人物の視点から描いた「コスモナウト」、そして、彼らの魂のさまよいを切り取った表題作「秒速5センチメートル」。

切ないストーリー展開に、あなたも引き込まれることでしょう。

主題歌は、シンガーソングライター山崎まさよしの「One　more　time,　One　more　chance」。感傷的なメロディが、ストーリーとマッチし、より感動を誘います。

評価は高く、アジア太平洋映画祭のアニメーション映画賞や、イタリアのフューチャーフィルム映画祭で最高の賞にあたる「ランチア・プラチナグランプリ」を受賞しました。

「雲の向こう、約束の場所」は、新海誠の作品の中で初の長編（91分）です。（DVDの価格はアマゾンで1,854円。※2017年5月時点）

舞台は、日本が津軽海峡を挟んで、南北に分断された戦後の世界。北海道は蝦夷と呼ばれ、そこには謎の巨大な「塔」が建てられています。

青森に暮らす中学3年のヒロキとタクヤは、その「塔」に興味津々で、「いつか行ってみたい」という気持ちから飛行機をつくり始めます。

そんなヒロキとタクヤが恋をしていたのがサユリ。飛行機が好きなサユリのためにも、ヒロキとタクヤは飛行機を完成させようとする中、ある日サユリが2人の前から突然消えてしまいます。そのショックで2人は飛行機づくりをストップしてしまうところから、ストーリーが展開していきます。

声優には、有名俳優の吉岡秀隆や萩原聖人らが抜擢。映画公開後に、作家の加納新太によって、小説版が刊行されたことも話題となりました。

宮崎駿監督の「ハウルの動く城」などを抑え、毎日映画コンクールアニメーション映画賞を受賞。東京国際アニメフェア2003で、表現技術賞も獲得しています。

中学に通う長峰美加子と寺尾昇が主人公。中学3年の夏、美加子は宇宙の未知の脅威に立ち向かう「国連軍」の選抜メンバーに選ばれたことを昇に告げます。

翌年、美加子は地球を後にし、昇は高校に進学という別の道をたどります。宇宙に行った少女と、地球に残った少年の遠距離恋愛を中心にストーリーが展開していきます。

ピュアな恋愛とSFの要素が絶妙なバランスを保ちながら、新海監督の独自な世界観を醸し出します。

「ほしのこえ」は、第1回新世紀東京国際アニメフェア21公募部門で優秀賞など多数部門受賞。小説や漫画も刊行されています。

どの作品も、新海誠監督の持つ独特の恋愛観が映像として表現されています。また、少年と少女である主人公2人の恋愛を描いたうえで、2人の心の距離がテーマとなっているのも共通しています。新海監督が生み出す世界に、あなたもはまり込んでみてはいかがでしょうか。

情報提供元：クチコミ.jp