夫が家事を手伝ってくれない！？夫婦共働き家庭で上手に家事を分担するコツとは

2017-06-01 10:00:00

共働き家庭にとって、家事や育児の分担は当然のこと。「イクメン」という言葉が世に浸透してしばらくたちますが、皆さんのご家庭は、いかがですか？夫婦でうまく家事の分担はできていますか？

仕事と家事の両立は、実際にやってみると本当に難しいものですよね。

そんな中、夫が家事を手伝ってくれないと、悩んでいる方も多いと思います。今回は、夫にもっと家事を手伝ってもらうためのコツをご紹介します。夫婦で協力して、無理なく家事をしていきましょう。

最初から50/50を目指さない

共働きだから、家事についても50/50で、とつい思いがちですが、ちょっと待ってください。一人暮らしが長くて家事一般なんでもできる男性ばかりではありません。あれもこれもと割り振っても、いきなりできるようにはなりません。

まずは、分担の割合をどうするかを考えます。これは、夫がどのくらいのことができるかによりますが、できる範囲のことから始め、だんだんと夫の役割のパーセンテージを上げていき、まずは夫40/妻60くらいを目指すようにしましょう。

目標を設定する

家事は案外目標のはっきりしないもの。単に「掃除」と言っても、どの程度までやるのか、妻と夫の間で食い違いも生じやすいかと思います。そして男性は、目標を設定された方が動きやすく、その目的を達成する、ミッションをクリアするということに高揚感を覚えるもの。ある種のゲーム感覚ですね。

「お昼までに掃除機かけてくれる？」「今日はシンクをきれいにしてくれる？」など、してもらいたいことをはっきりさせるようにしましょう。

ある程度できなくても大目に見る

夫が家事をしてくれたものの、妻の要求するレベルまで到達していないこともあるでしょう。そんな時、夫を怒ったりしてませんか？それでは、夫のやる気をそいでしまいます。まずは、「やってくれた」ということを評価しましょう。やるのとやらないのでは大違い。気になる部分は、徐々に改善していけばいいのです。

「これは夫の役目だから」ときっぱり割り切らずに、一緒に家事をしてはどうでしょうか。その中で「こういうふうにやってほしい」、ということを見せていけば、夫もそのうち理解してくれるようになります。なにしろ一緒にやれば、お互いコミュニケーションも取れるので、家事も楽しくなるはず。「やらされている」のではなく、「一緒にやる」の方が、モチベーションもアップします。

ほめ上手になろう

夫が家事をしてくれたとき、ちゃんとほめていますか？妻からしてみれば、家事を分担するのは当たり前と思いがちですが、夫は「手伝っている」感覚かもしれません。せっかく手伝ったのなら、ほめてもらいたいもの。でも妻は、「夫はやるべきことをやっただけ」と素っ気ない態度。これでは、夫もがっかりしちゃいますね。

実は妻だって、「今日の夕飯おいしいね」なんてほめられればうれしくて、また作ろうという気になるはず。それは夫だって同じ。ほめ上手になることが、進んで家事をしてくれる夫を育てることになるのです。なんとなく、子育てにも似ていますね。

形から入るのもオススメ

男性は、道具やモノにこだわります。そこをつついてあげるのも1つの手。切れ味の良い包丁、プロ仕様の鍋、一番売れている洗剤など…。夫が興味をそそられそうな道具を提示することで、うんちくが大好きな男性心理を利用するのです。使ってみたいと思ってもらえればこっちのもの。「家事をする俺」＝「かっこいい」と思ってくれれば、家事に対する姿勢も変わってくることでしょう。

育児だって夫の出番はある

家事は分担するけど、「育児は母親の役目だろう」と思っている夫は多いはず。たしかに母乳はママにしかあげることができませんが、パパの出番だってたくさんあります。入浴やおむつ替え、爪切りや耳掃除、遊びの相手や夜泣きの対応、などなど。

また、母乳ではなくミルクなら、パパだって大丈夫。積極的に関わってもらうことで、子どもとの関係も良好になるはずです。

でも、ママも意外と育児にはこだわりがち。ママでなければ、という思いも強く、自分自身を縛ってしまうことも。そこは、一呼吸置いてみましょう。パパに少しでも育児を分担してもらえば、グッと楽になります。

感謝の気持ちを忘れずに

家事・育児を夫婦で分担するとき、忘れてはいけないのは「感謝の気持ち」。やってくれて当たり前、ではなく、やってくれてありがとう、という気持ちを持つことがなによりも大切なのです。

お互いが気持ちよく家事を分担し、進められるよう、「感謝の気持ち」を忘れないようにしましょう。

情報提供元：クチコミ.jp