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優れたパフォーマンスを誇るSurfaceキラーモデル、Acer「Switch Alpha 12」体験レポ

2017-08-16 10:00:00

「Switch Alpha 12」は、マイクロソフト「Surface Pro 4」の事実上のライバルと言っても過言ではない。画面を後ろから支えるスタンドや、画面を保護する機能を備えたキーボードは、「Surface Pro 4」を少なからず意識したものと思われる。

そんな「Switch Alpha 12」だからこそ、「Surface Pro 4」との差別化は重要なポイントだ。

そこで今回はベンチマークによるパフォーマンスチェックのほかに、「Switch Alpha 12」の独自機能についても迫ってみたい。

優れたパフォーマンスの2ni1PC

外観レポでは、基本性能を紹介したが、実際のパフォーマンスが気になる人も多いだろう。

そこでパフォーマンスをチェックするために、Windowsの標準ベンチマーク「エクスペリエンス インデックス」を走らせてみた。同ベンチマークはWindows 8.1以降で表示されなくなったが、コマンド自体は残っているので、コマンドプロンプトから実行することができる。

Switch Alpha 12 型番:SA5-271-F58U/F CPU:Core i5-6200U(2.3 GHz/最大2.8 GHz) メモリー:8GB ストレージ:256GB SSD

SZ5 プレミアムモデル 型番:CF-SZ5ZFRQP CPU:Core i7-6500U(2.50 GHz/最大3.10 GHz) メモリー:8GB ストレージ:256 GB SSD

CPUのグレードとしては、Core i5はCore i7の下位モデルだが、Core i7と変わらない結果が得られた。数値的には、プライベートだけなく、仕事でも快適に使える数値だ。

では、3Dゲームは快適に遊べるだろうか?ゲーム好きな人なら気になるだろう。そこで、グラフィックス性能を評価する代表的なベンチマークソフト「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド ベンチマーク」を実行してみた。

結果としては、SZ5 プレミアムモデルに比べて、約32%も高い数値が出た。評価は「やや快適」なので、大抵の3Dゲームであれば、問題なく遊べるだろう。

ビジネスマシンとして使える2in1PC

ビジネスマシンとしての使い勝手をチェックするために、オフィスソフトを動かしてみた。結論から言えば、Word、Excel、PowerPointなど、いずれのアプリも快適に動作した。

最近は、マニュアルやプレスリリースはPDFで提供されることが多い。そこでPDFファイルも開いてみたが実に快適で、スクロールにもたつくということはなかった。

本製品にとって、ペン入力は大きな強みとなるだろう。ペン入力は、チームから送られてきたプレゼンの資料に手書きの赤を入れたり、サイトの情報をキャプチャーして重要な箇所に印を付けたりするときに便利に使えるからだ。簡単なイラストを描いて、イメージを使えたいときにも役に立つだろう。

他社との差別化を図る独自アプリ

「Switch Alpha 12」では、他社との差別化を図るために、独自アプリを用意している。いずれのアプリもユーザーの利便性を向上させるものだ。

Acer Care Center 本製品の状態をチェックできるアプリだ。システム情報を表示させたり、SSDやバッテリーの状態をチェックしたり、さまざまなサポート情報を得ることができる。

Acer Hover Access ランチャーアプリだ。あらかじめ登録したアプリを、素早く起動することができる。初期設定では、ペンに対応したアプリが登録されている。

Acer Portal Acer IDを取得することで、写真やファイル、音楽などを、ほかのデバイスと共有することができる。

「Switch Alpha 12」はWordやExcel、PowerPointなどの代表的なオフィスアプリも快適に動作した。Acerの独自アプリは他社との差別化を図っており、使い方次第では強力な武器となるだろう。プライベートだけでなく、ビジネスユースにも耐えうる2in1PCに仕上がっている。

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情報提供元: クチコミ.jp

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