一歩先行くスマホの知識~内蔵カメラでデュアルカメラってあるけどアレって何なの?
2017-08-19 10:00:00
スマートフォンのカメラ機能、特にiPhoneシリーズのカメラ機能が優秀なのはご存じのことと思います。スマートフォンの便利さは、カメラ機能だけというわけではありませんが、よく使用する機能であることもまた事実。
誰でもキレイに撮れて、使いやすいカメラのほうがいいですよね。
たとえば、現行のiPhoneシリーズで言うとiPhone 7より、iPhone 7 Plusのカメラ機能のほうが一歩先を行っています。
デュアルカメラと呼ばれる、最新のカメラ機能を搭載しているからです。
文字通りカメラを2つ搭載しているデュアルカメラ
このデュアルカメラは、文字通りカメラユニットを2つ搭載しています。ただし、同じ性能のカメラではなく、レンズの明るさや焦点距離が異なる2つのカメラを組み合わせています。
デュアルカメラは、iPhone 7 Plusだけでなく、ASUSのZenfone 3 Zoom、ファーウェイジャパンのHUAWEI P9、LGエレクトロニクスのisai Beatといったモデルでも搭載されており、これからも搭載スマートフォンは増えていきそうです。
スマートフォンのカメラ機能を高機能化する手法として、沈胴式のレンズと光学ズーム機能を強引に搭載するという機種もありました。ただ、このようにデジカメに近づけすぎると、スマートフォンの良さが消えてしまう可能性もあります。
そこで出てきたのが、デュアルカメラというわけです。
性格の異なるレンズを使い分けたり、合成したりできる
デュアルカメラは、広角と標準、標準と望遠、カラーとモノクロいったように2種類の異なるカメラ・レンズで構成されています。このおかげで、1つのカメラやレンズのスマートフォンよりも、撮影できる範囲を大きく広げることが可能になったのです。
スマートフォンという小さなデバイスで、広角から望遠までをカバーできるズームレンズを組み込むとなると、かなり本体は大きくなってしまいます。
そこで、デュアルカメラです。
・広角から望遠までをカバーできる ・標準から超広角までをカバーできる ・カラーとモノクロで画質を向上できる
といった具合に、性格の異なるレンズのカメラユニットを搭載することで、カメラ機能に特徴を持たせることが可能になります。
また、2つのレンズで撮影した画像2枚を合成することで、背景のボケ効果をいかした写真に仕上げることもできます。デュアルカメラでのボケ効果は、まるで一眼レフで撮影したポートレートのような仕上がりの写真が撮れます。この機能だけでも、デュアルカメラの大きなメリットと言えるでしょう。
もちろんデュアルカメラのほうが好ましい
以上デュアルカメラ、レンズについて説明しました。スマートフォンのカメラ機能は、後から底上げするとなると、かなり無理があります。
スマートフォンのカメラ用アクセサリー類も売られていますが、こうしたアクセサリー類は、スマートフォン内蔵カメラの基本性能が高いほど、効果を発揮してくれます。つまりダブルレンズのカメラを搭載していれば、よりカメラ向けアクセサリーの効果を十分に発揮できると考えていいでしょう。
デュアルカメラ、レンズ搭載以外で、ほぼ同じ仕様のスマートフォンが存在していたとしたら、迷わずにデュアルカメラ、レンズ搭載のスマートフォンを選んでおけば間違いないでしょう。
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情報提供元: クチコミ.jp