華やかな席で大事なのは「非日常性」
2017-11-22 07:00:00
Q、パーティーシーズンが近づいてきましたが、元々引っ込み思案かつシンプル好みもあり、パーティーファッションが苦手で地味になってしまいます。
派手にならず、でも華やかに装うにはどうしたらいいのでしょうか?
(30代前半・メーカー・既婚)
A、質問者さん、こんにちは。
華やかに装う。いいテーマですね。
控えめな性格でシンプルなお洋服がお好みの方が、いきなりスパンコールだらけのドレスを着たら、周りもびっくり!
普段の着こなしもそうですが、華やかな席でも「何を選んで、どう着るか」は、それぞれの個性=キャラクターによるところが大きいでしょう。
華やかな席で大事なのは、「非日常性」です。
地味になってしまうのは、普段とほとんど同じにしてしまうからではありませんか?
もちろん質問者さんらしくない派手なお洋服を選ぶ必要はありませんし、アクセサリーが苦手であればつける必要もありません。
でも、どこかに普段とは違う「非日常的な美しいもの」を取り入れてみませんか?
◆ヘアメイク
華やかさを手軽で確実に演出できるのは、「普段とちょっとちがうヘアメイク」髪を大きく盛ったり、つけまつげをつける必要はありませんが、例えば
・毛先を巻いてみる
・いつもより明るめの口紅をつけてみる
・アイラインを長めに引いたり、目尻のアイシャドウを濃くする
これだけでも、普段の質問者さんとは違う「非日常の華やかさ」でしょう。
◆靴&バッグ
華やかに装う時用の靴とバッグは、使用頻度は少ないですが、結構印象に残ります。普段使いのベーシックなものよりも、楽しい色使いやきれいなデザインのものを用意しておくと、ずーっと使えますよ。ヨーロッパでは週末の夜に、ちょっとドレスアップして出掛ける文化のありますよね。ですからヨーロッパのファストファッション「ZARA」「H&M」には、アクセサリーがわりになる小ぶりで華やかなパーティーバッグが充実しています。1万円以内で手に入りますので、普段からチェックしてみては。
靴は足との相性がありますので、足に合う少し高めヒールでサテンやエナメルなど光沢のある素材や、ラインストーン使いを。
ハイヒールが苦手な人は、凝ったデザインやラインストーンのついたフラットシューズを用意しておきましょう。
「キャー、きれい。」と感じるバッグや靴、大事ですよ。
◆洋服
・黒、ネイビー、シャンパンベージュなど似合う色とシルエットのシンプルなワンピース・光沢のあるベルベットやサテン、繊細なレース、異素材同士の組み合わせなど、表情豊かな素材を選ぶと、派手ではない華やかさが出せます。
◆ふるまい
普段引っ込み思案でも、パーティーに参加したら、端っこのほうで小さくなっていないで。せっかくお気に入りのワンピースや素敵な靴やバッグを身に付け、「非日常」を楽しむために参加しているのですから。
居丈高ではなく、堂々と背筋を伸ばし、ふんわりと笑っていること。これに尽きると思います。
主催者はもちろん、他の参加者も「非日常」を楽しむためにその場にいるのですから、華やかに装うことは周りへの思いやりであり、マナーでもあります。
しかし、私たちの普段の生活で華やかな「非日常」を楽しむ機会はあまり多くありません。慣れないことをいきなり楽しむのは、なかなか難しいことです。
日頃から、美術館や観劇、映画鑑賞、ちょっといいお店で食事するときなど、ニットにパンツではなくワンピースを選んでみたり、少しヒールの高い靴を履いたり、明るい色の口紅をつけたりなど、1か所だけでいいので少しずつ華やかな自分に慣れておくことも大切かもしれません。
無理のない華やかな装いでパーティーを楽しんでくださいね。
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情報提供元: michill (ミチル)